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GUIDE / DANGAN-LED

砲弾型LEDとは?表示灯・表示器に使う砲弾型LED(3mm・5mm)の種類(単色・白色・紫外)と、光度・指向角・順電流の選び方

リードを基板の穴に差して付ける砲弾型LEDの3つの種類、3mmと5mmの違い、光度と指向角の見方、順電流と順電圧、はんだ付けと保管の注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

砲弾型LEDは、リードの付いた砲弾の形の樹脂レンズに、発光素子を入れたLEDです。LEDランプ・丸形LEDとも呼びます。出す光で、赤や青など1色の単色の型・蛍光体で白く光る白色の型・紫外を出す型に分かれます。選ぶときは「外形は3mmか5mmか」「どの向きまで見せるか」「何mAで光らせるか」の3つを先に決めます。

砲弾型LEDとは

砲弾型LEDは、リードを基板の穴に差してはんだ付けするLEDです。樹脂のレンズが光を前に集めるので、表示灯・屋外の表示器・機器のインジケータの光源に使います。外形は直径3mmと5mmが中心です。

比較ページには、自社で発光素子とLEDを作る会社の砲弾型LEDを、型番の単位で載せています。チップLED、照明用のパワーLED、完成した表示灯、商社が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • 単色(赤・青など)は、1色だけを出す型です。色は発光素子の材料で決まります。例はロームのSLI-343URC3FとSLI-570UT3F、日亜化学工業のNSPB510CS、ビシェイのTLCR5800です
  • 白色は、青のLEDに黄色の蛍光体を組み合わせて白く光らせる型です。例は日亜化学工業のNSPW500JSです
  • 紫外(UV)は、目に見えにくい紫外を出す型で、紫外で傷みにくい専用の樹脂で包みます。例はナイトライド・セミコンダクターのNS375L-ERLMとNS375L-3RLQです

3mmと5mmの違い

  • ロームの赤で比べると、直径3mmのSLI-343URC3Fは450mcd、直径5mmのSLI-570UT3Fは3000mcdです
  • 紫外では、直径5mmのNS375L-ERLMが光出力25.0mW、直径3mmのNS375L-3RLQが17.4mWです
  • 狭いパネルには3mm、遠くから見せたい表示には5mmを選びます

光度と指向角の見方

  • 指向角が狭いほど、光を正面に集めて明るく見えます
  • ビシェイのTLCR5800は、半値角±4°まで絞り、50mAで最小7,500mcdです
  • ロームのSLI-570UT3Fは20°、SLI-343URC3Fは40°⁠⁠⁠です
  • 横からも見せたい表示には、角度の広い型を選びます

順電流と順電圧

  • 仕様書の光度は、決まった順電流を流したときの値です。ロームと日亜化学工業は20mA、ビシェイは50mAで測っています
  • 順電圧は、ロームの赤が1.9V、日亜化学工業の青と白が2.9V、ナイトライド・セミコンダクターの紫外が3.6Vです
  • 電流を決める抵抗は、この順電圧と電源の電圧から決めます。日亜化学工業の型は最大35mA、ナイトライド・セミコンダクターの型は最大25mAまでです

はんだ付けと保管

  • 日亜化学工業の仕様書では、はんだ付けは樹脂の根元から3mm以上離します
  • ディップはんだは、はんだ槽260°C以下・10秒以内です。熱いうちにリードへ力をかけません
  • 届いた状態のまま30℃以下・70%RH以下で、3か月までにします。それより長くしまうときは、乾燥剤を入れて窒素に置き換えた容器を使います

値段

  • 今回の7製品は、どれもメーカーの公式に値段が出ていません
  • 型番を決めてから、メーカーの販売窓口か電子部品の通販で見積もります
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