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GUIDE / SPRING-HINGE

ばね蝶番(スプリング蝶番)⁠と⁠は⁠?制御盤・計測機器・ロッカーで使うスプリング蝶番の種類(閉じる向き・開く向き)と、材質・大きさ・価格の選び方

扉や蓋をばねの力で閉じる側か開く側へ戻すばね蝶番(スプリング蝶番・スプリング丁番)の2つの種類、トルクヒンジとの違い、材質と大きさ、耐荷重と耐久、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

ばね蝶番は、ばねの力で扉や蓋を閉じる側か開く側へ戻す蝶番です。スプリング蝶番・スプリング丁番とも呼びます。ばねが効く向きで、手を離すと閉じる閉じる向きの型と、開く側へ押す開く向きの型に分かれます。選ぶときは「ばねの向き」「材質」「扉の大きさ」の3つを先に決めます。

ばね蝶番とは

ばね蝶番は、芯棒などにばねを入れ、扉や蓋にいつも一定の向きの力をかけておく蝶番です。制御盤や計測機器・通信機器の小型扉、ロッカーや配分電盤の扉、OA機器の蓋に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売るばね蝶番を、品番の単位で載せています。好きな角度で止めるトルクヒンジ、閉まる速さをゆっくりにするダンパーヒンジ、建物のドア用のフロアヒンジとドアクローザーは載せていません。

2つの種類

  • 閉じる向きの型は、手を離すと扉が閉じた側へ戻ります。例はタキゲン製造の B-1046-G-1 と B-128、スガツネ工業の HG-BF3-2R-SC ⁠⁠です
  • 開く向きの型は、扉や蓋を開く側へ押します。例は栃木屋の TH-61SUS-1 と TH-63SUS、スガツネ工業の HG-BF3-2R-SO ⁠⁠です
  • スガツネ工業は、閉じる向きを常閉仕様(SC)、開く向きを常開仕様(SO)と呼んでいます

トルクヒンジとの違い

  • ばね蝶番は、ばねで扉を決まった側へ戻します。途中の角度では止まりません
  • トルクヒンジは、軸の摩擦で扉を好きな角度で止めます
  • 閉め忘れを防ぎたいならばね蝶番、途中で止めたいならトルクヒンジを選びます

ばねの向きは品番で決まる

  • ばねの向きは付け方では変わらないので、品番で選びます
  • タキゲン製造の B-1046-G-1 は、開く向きの B-1046-1 の逆ばね仕様で、取付けの互換があります
  • スガツネ工業の HG-BF3-2 型は、常閉と常開で大きさが同じです
  • 右開き・左開きのある型は、注文のときに勝手を指定します

材質と大きさ

  • 錆びにくさが要るなら、オールステンレスの型を選びます。栃木屋の TH-61SUS-1 と TH-63SUS、スガツネ工業の HG-BF3-2 型はステンレス製です
  • タキゲン製造にはチタン製の B-2046 もあります
  • 栃木屋の TH-61SUS-1 は長さ25mm、TH-63SUS は長さ60mmです
  • スガツネ工業の HG-BF3-2 型は、幅60mm・長さ40mmです

耐荷重と耐久

  • スガツネ工業の HG-BF3-2 型の耐荷重は、丁番2個使いで69Nです
  • タキゲン製造は、耐久が要るときは B-1246 シリーズを使うよう案内しています
  • B-1246 シリーズは長さ32〜170mmまであり、船舶・車両などの操作盤に使います

値段

  • 小型のばね蝶番は数百円から買えます
  • 栃木屋の TH-61SUS-1 は185円(税抜)、タキゲン製造の B-1046-G-1 は260円(税別)、ホシモトの SF-49-1 は320円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • タキゲン製造の B-128 は520円(税別)、スガツネ工業の HG-BF3-2R-SC は1,100円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
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