GUIDE / SHIM-PLATEシムプレート
シムプレートとは?機械の組立・据付で使うシムプレート(シム板)の種類(寸法指定の板・溝付きのベース用シム・特注シム)と、材質・厚さ・価格の選び方
機械の

この
シムプレートは、
シムプレートとは
シムプレートは、
3つの種類
- 寸法指定の
板シムは、 角形の 板を幅・長さ・ 板厚で 指定して 買います。 岩田製作所の シムプレート FPは、 幅と長さを 1mm 単位で 指定でき、 1枚から 作ります。 - 溝付きの
ベース用シムは、 取付ボルトを よける 溝を切った 型です。 モーターや ポンプ、 ピローブロックの 脚の下に 差し込みます。 SKFの TMAS 200-010は 既製の 200×200mmで、 溝幅55mmです。 岩田製作所 の FWは、 2本の 溝の幅・ 位置・ 深さ・ 間隔まで 0.1mm 単位で 決められます。 - 図面から
作る特注シムは、 形・板厚・材質を 図面で 決めて 作ります。 飯島精機・ こだま製作所・ 山内スプリング 製作所・ 富山プレートが 作っています。
板厚と板厚公差
- 規格品の
岩田製作所 FPと FWは、 0.05〜6.0mmから 選べます。 ステンレスの 板厚公差は ±0.005mmからです。 - SKFの
TMAS 200-010は 厚さ0.1mmで、同じ 200mm 角で厚さ違いの 型番が そろっています。 - 薄い
ものは 特注に なります。 こだま製作所は t0.005〜 0.3mm、 山内スプリング 製作所は 0.01〜0.10mmを 0.01mm 刻みで そろえた 事例が あります。 - こだま製作所は、
SUS304 Hの t0.1〜0.2なら、 前もって 相談すれば 板厚公差±3μmに 応じます。
材質の選び方
- 錆びる所は
ステンレス にします。 こだま製作所の 解説では、 ステンレスは 炭素鋼より 錆に強い材料です。 - 真鍮は、
山内スプリング 製作所の 解説では、 SUSより 傷や指紋が つきやすく 錆びやすく、 バリも 出やすい 材料です。 - 岩田製作所の
FPは、鉄・ ステンレス・ 真鍮・ 銅・ アルミから 選べます。 FWは 焼入鋼も選べ、 硬さは HRC42〜46です。
積層シム(ラミネートシム)
- 薄い板を
貼り合わせた シムで、はが して板厚を 変えられます。 - 岩田製作所の
積層タイプFPLは、 米国航 空宇宙規格 AMS-DTL-22499に 準拠しています。
特注シムの頼み方
- 板厚・
外径・ 内径・ 材質・ 数量を 伝えます。 飯島精機は、 それを見て ワイヤーカット・ エッチング・ プレス・レーザーから 作り方を 決めます。 - 作れるか
どうかは、 公差・バリ・ 平坦度の 組み合わせで 変わります。 先に条件を 伝えます。 - 試作で
数が少ない ときは、 型の要らない レーザー加工が 向きます。 富山プレートは 板厚0.01〜2mm、 500×500mmまでを 1個から 切ります。 - こだま製作所は、
0.01mmの 箔に板厚や ロット番号を 刻印できます。 厚さ違いを 何枚も 使う現場で 取り違えを 防げます。
大きさと値段
- 大きさは、
岩田製作所の FPが長辺 900mmまで、 FWが長辺 300mmまでです。 山内スプリング 製作所は 350×150mmの シムを 作った 事例が あります。 - 値段を
公式に 出しているのは 岩田製作所です。 ステンレスの t0.1〜0.5で、FPは 1枚 1,030円から、 FWは 960円からです (どちらも 税抜、1〜20枚の 単価)。 101枚以上は 見積です。 - SKFの
TMAS 200-010は 10枚 入りの パックで、 値段は 代理店に 問い合わせます。 特注の 各社は 見積です。


