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GUIDE / SEQUENCE-VALVE

シーケンス弁とは?油圧回路の動く順番を決めるシーケンス弁の種類(直動形・積層形・高圧形)と、圧力・流量の選び方

シリンダの動く順番を圧力で決めるシーケンス弁の3つの種類、カウンタバランス弁・リリーフ弁との違い、最高使用圧力と流量の幅、ドレン配管の注意を、公式資料の数字でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

シーケンス弁は、入口の圧力が設定に届くと出口側へ油を送り、シリンダの動く順番を決める圧力制御弁です。シーケンスバルブとも呼びます。21MPaまでの回路で使う直動形、配管なしで重ねる積層形、50MPa以上で使う高圧形の3つに分かれます。選ぶときは「最高使用圧力」「流量」「取付」の3つを先に決めます。

シーケンス弁とは

シーケンス弁は、シリンダが2本以上ある回路で、動く順番を油の圧力で決める弁です。入口の圧力が設定に届くと、出口側に圧力を送ります。

比較ページには、自社で作る会社のシーケンス弁を、型式の単位で載せています。海外ブランドの輸入販売元や総代理店が売る品は載せていません。

3つの種類

  • 直動形は、ばねの力と圧力で弁を動かします。例は東京計器の RG-03、ダイキンの JQ-G03、ジェイテクトの HQ3-DG-03、不二越の Q形です
  • 積層形は、弁どうしを重ねて組みます。例はジェイテクトの HQ3H-P-D-03、不二越の OQ-G03 ⁠⁠です
  • 高圧形は、50MPa以上の回路で使います。例はエナパックの V-161、HAWE の MVCS 46、ロームヘルドの C2.954-1、理研機器の TCB-4-2 ⁠⁠です

カウンタバランス弁・リリーフ弁との違い

  • シーケンス弁は、圧力が設定に届くと次の回路へ油を送り、動く順番を決めます
  • カウンタバランス弁は、戻り側に背圧をかけて、シリンダの自重落下を止めます
  • リリーフ弁は、回路の圧力が設定を超えないように、油をタンクへ逃がします
  • 東京計器の RG-03 やダイキンの JQ-G03 は、パイロットとドレンの組み合わせでこれらに組み替えられます

最高使用圧力と流量

  • 最高使用圧力は、直動形の東京計器 RG-03 で21MPa、積層形の不二越 OQ-G03 で25MPaです
  • 高圧形は、HAWE の MVCS 46 が50MPa、エナパックの V-161 が70MPaです
  • 流量は、エナパックの V-161 が許容6L/min、ダイキンの JQ-G03 が50L/min、不二越の Q形は呼び径を上げると280L/minまであります

チェック弁付きを選ぶとき

  • チェック弁付きは、2次側から1次側へ逆に流せます
  • 東京計器は RCG形、ダイキンは JQC形が別の形式です
  • エナパックの V-161 と VW-262、ロームヘルドの C2.954-1 は、最初からチェック弁が付いています

配管と調整で気をつけること

  • ドレンポートに背圧がかかると、設定圧はその分だけ上がります
  • ドレンラインは直接タンクへ戻し、管の末端は油面の下まで入れます
  • 東京計器の RG形は、ロックナットをゆるめて圧力調整ねじを右に回すと、設定圧力が上がります
  • ダイキンの JQ形を別の働きに組み替えたら、銘板の刻印も直します

値段

  • 表の製品は、どれも公式に価格を出していません。呼び径・圧力調整範囲・取付を決めて、メーカーか販売店に見積もりを取ります
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