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GUIDE / RUBBER-ROLLER

ゴムローラーとは?ゴムロールの種類(NBR・シリコーン・ウレタン・導電性)と選び方

印刷機・搬送・ラミネート・フィルムのラインで使うゴムローラー(ゴムロール)の種類と違い、耐熱温度、硬さの選び方、巻替えの頼み方をまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

ゴムローラーは、金属などの芯にゴムや弾性体をかぶせた工業用のローラーです。選ぶときは「何に強くしたいか」「硬さ」「大きさ」の3つを先に決めます。熱ならシリコーン、摩耗ならウレタンや高強度ゴム、静電気なら導電性ゴムを比べます。

ゴムローラーとは

ゴムローラーは、金属などの芯にゴムや弾性体をかぶせたローラーです。ゴムロールとも呼びます。摩擦が大きく、変形してもすぐ戻り、機械の僅かな精度の差を補えるので、印刷機・搬送・ラミネート・フィルムのラインで使われます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るゴムローラーを、公式で確かめた材質や品番の単位で載せました。コンベヤのフリーローラーと、手で転がす粘着クリーナーは別のページです。

4つの種類

  • 汎用ゴム:NBR・CR・EPDMなどです。例は小野ゴム工業のゴムライニングローラー、岡本ローラ製作所のOM-577、テクノロールのNBRです
  • シリコーン・耐熱ゴム:熱を受ける場所で使います。例は加貫ローラ製作所のダイナ、テクノロールの耐熱シリコン、水内ゴムのシリコンロール、中島革ゴムローラー製作所のフッ素ゴムローラーです
  • ウレタン・高強度ゴム:摩耗や荷重に強い型です。例は水内ゴムのタイマックス、岡本ローラ製作所の15801、東和製作所のベアリングローラーです
  • 機能ロール:静電気やゴミを抑えます。例は明和ゴム工業のハイパー・エレコンとブラック・ネオン、加貫ローラ製作所の白EC200NP、都ローラー工業のタックンMです

選び方

  • 材質は、触れる油や薬品と温度で決めます。加貫ローラ製作所の材質表では、耐熱はNBRが100〜120℃、EPDMが150℃、シリコーンが220℃、ウレタンが80℃、フッ素ゴムが250℃です
  • 硬さは、今のロールをデュロメータタイプAで測って出発点にします。硬さで押さえたときの幅と、材料に触れている時間が変わります
  • 長く細いロールや押さえる力の強い場所では、たわみに合わせてクラウンをつけます
  • 静電気を抑えるなら、表面電気抵抗と色を確かめます。ハイパー・エレコンは白で10の7乗〜10の8乗Ω、ブラック・ネオンは黒で10の3乗〜10の6乗Ωです

巻替えと頼み方

  • 古いゴムをはがし、同じ芯金に巻き直せます。水内ゴムのゴムロール巻替は最短納期5日からです
  • 少量なら、小野ゴム工業は1個から、中島革ゴムローラー製作所は特注を1本から作ります
  • 図面があれば渡し、無ければ今のロールの外径・面長・硬さ・材質・使う温度を伝えます
  • 大きなロールは会社ごとに作れる範囲が違います。水内ゴムは黒色で外径1200mm・全長7000mmまで、小野ゴム工業は外径700mm・長さ2000mm程度までです

価格

この表の製品は、どれも公式に定価を出していません。大きさ・材質・芯金の有無で変わるので、見積りを取って比べます。

手入れと扱い

  • ゴム面をチェーンやワイヤーで吊らないでください。運ぶときは木箱に入れます
  • ホイストなどの油がゴムの表面に落ちないようにします
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