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GUIDE / PTFE-TUBE

PTFEチューブとは?薬液・高温・半導体の配管に使うPTFEチューブの種類(ストレート・変性PTFE・半導体グレード・スパイラル)と、耐熱温度・耐圧・曲げ半径・PFAとの違い

四フッ化エチレン樹脂(PTFE)を押し出して焼き固めた、熱と薬品に強いフッ素樹脂のチューブ、PTFEチューブ。ストレート・変性PTFE・半導体グレード・スパイラルの4つの種類、耐熱温度と耐圧、最小曲げ半径、PFAチューブとの違いを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

PTFEチューブは、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)を押し出して焼き固めた、熱と薬品に強いフッ素樹脂のチューブです。テフロンチューブ・フッ素チューブとも呼びます。まっすぐのストレート、柔らかい変性PTFE、半導体の薬液ラインに使う半導体グレード、らせん溝のスパイラルに分かれます。選ぶときは「流体の温度と圧力」「どれだけ小さく曲げるか」「半導体用の清浄度」の3つを先に決めます。

PTFEチューブとは

PTFEチューブは、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)を押し出して焼き固めたチューブです。ほとんどの薬品・溶剤に侵されず、高い温度でも使えるので、装置の中で薬液・燃料・油を送る配管や、分析・理化学機器の配管に使います。

比較ページには、日本に法人のある会社が自社で作るか自社ブランドで売るチューブを、型式の単位で載せています。通販・商社が売る製品、熱収縮チューブ、編組で補強したホースは載せていません。

4つの種類

  • ストレートは、まっすぐ押し出した一番広く使う形です。中興化成工業のTUF-100と淀川ヒューテックの4000があります
  • 変性PTFEは、PTFEを柔らかくして曲げやすくした材料です。SMCのTD0604は、同社のPFAチューブより柔軟性を約20%上げています
  • 半導体グレードは、溶け出しを抑えて内面を滑らかにしたものです。日星電気の半導体グレードPTFEチューブがあります
  • スパイラルは、らせん状の溝を付けて小さく曲げられるようにしたものです。ニチアスのRPLチューブと中興化成工業のスネークルホースがあります

耐熱温度

  • 中興化成工業のTUF-100は、-40〜260℃で使えます
  • SMCのTD0604は、空気・不活性ガスなら-65〜260℃、水なら0〜100℃です
  • 日星電気は、PTFEの連続使用可能温度を250℃としています
  • スパイラルの中興化成工業のスネークルホースは、最高120℃です

耐圧

  • 内径4mm・外径6mmの破壊圧力は、中興化成工業のTUF-100で4.9MPa、淀川ヒューテックの4000で6.08MPaです
  • 常用圧力は、TUF-100で1.6MPa、4000で0.98MPaです。中興化成工業は破壊圧力の1/3を常用圧力にしています
  • 温度が上がると耐圧は下がります。中興化成工業の資料では、100℃で約1/2、200℃で約1/4です
  • SMCのTD0604の最高使用圧力は、20℃以下で1.4MPa、260℃で0.2MPaです

曲げ半径

  • 内径4mm・外径6mmの最小曲げ半径は、TUF-100で18mm、TD0604の推奨使用値で25mm、4000で30mmです
  • スパイラルは小さく曲がり、ニチアスのRPLチューブ6Aは6.0mm、中興化成工業のスネークルホースは10mmです
  • スパイラルは耐圧が下がり、RPLチューブ6Aの常温の破壊圧力は1.8MPaです

PFAチューブとの違い

  • PTFEは焼き固めるので半透明から乳白色になり、PFAは溶かして押し出すので透明です
  • 日星電気の半導体グレードPTFEチューブは、内面Ra0.03μmで同社の半導体向けPFAチューブと同じ滑らかさです。PFAより材料が安く、調達のリスクが少ないとしています

長さと値段

  • 中興化成工業のTUF-100は10m・20m・30m・50m・100mの在庫長さ、SMCのTD0604は10mと20mの巻きです
  • ニチアスのRPLチューブは最大3.0mです
  • 今回載せた6製品は、どれも公式に値段を出していません。型式と長さを決めて見積もりを取ります
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