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GUIDE / LUBRICATION-PUMP

潤滑油ポンプとは?電動間欠式・手動式・ギヤとトロコイド式・大形機の違いと、吐出量・吐出圧力・粘度の選び方

機械の軸受やしゅう動面へ油を送る潤滑油ポンプの4つの種類と、吐出量・吐出圧力・粘度の見方、タンク容量、電源、手入れを公式資料の数字でまとめました。給油ポンプやグリスポンプとの違いも書いています。

2026年11月6日更新

この記事の答え

潤滑油ポンプは、機械の軸受やしゅう動面へ潤滑油を送るポンプです。油の送り方と大きさで、電動間欠式・手動式・ギヤとトロコイド式・スクリューとうず巻と循環装置の4つに分かれます。選ぶときは、送る量・圧力・油の粘度を先に決めます。今回の製品は、どれも公式ページに値段を載せていません。

潤滑油ポンプとは

潤滑油ポンプは、工作機械のしゅう動面や、タービンとエンジンの軸受へ油を送るポンプです。人が油を差さなくても油が回るので、給油の忘れを減らせます。

比較ページには、自社で作り、公式ページで潤滑油に使うと確かめられた製品を、各社の代表の型で載せています。ドラム缶の油を移す給油ポンプ、グリースを送るグリスポンプ、油を霧にして空気圧機器へ送るルブリケータは、別の比較に分けました。

4つの種類

  • 電動間欠式は、モータで決まった時間だけ送って休ませます。例はリューベの AMZ-III ⁠⁠です
  • 手動式は、レバーを動かして送ります。例はリューベの L8 ⁠⁠です
  • ギヤ・トロコイド式は、連続で油を送ります。例は長野計器の XG11、日本オイルポンプの TOP-10MA、大阪ギャーポンプ製作所の HG-20、大晃機械工業の NHG、サンコーエンジニアリングの NPH-5 ⁠⁠です
  • スクリュー・うず巻・循環装置は、大きな流量や一式の循環給油に使います。例は小坂研究所の三軸スクリウポンプ、帝国機械製作所の TVC、広和の K1 ⁠⁠⁠です

吐出量の見方

製品によって単位が大きく違います。そろえて比べます。

  • AMZ-III は、50Hzで90mℓ/min、60Hzで110mℓ/minです
  • L8 は、レバーの1回で2〜7mℓです
  • TOP-10MA は、1.2〜1.4ℓ/minです
  • HG-20 は、60Hzで20L/minです
  • XG11 は、形番で3.2〜54L/minです
  • NHG は、0.25〜30m³/hです
  • TVC は、80〜1200m³/hです

吐出圧力の見方

  • L8 は0.5MPa、AMZ-III は1.5MPaです
  • K1 は0.55MPa、NHG は0.6MPaまでです
  • 三軸スクリウポンプは、20MPaまであります

配管の長さと給油点の数で、必要な圧力が変わります。回路を伝えて、メーカーに確かめます。

粘度の見方

油は、油温で粘度が変わります。夏と冬の両方で範囲に入るか見ます。

  • AMZ-III は、標準仕様で50〜1300mm²/sです
  • L8 は、32〜1300mm²/sです
  • TOP-10MA は、10〜500mm²/sです
  • XG11 は、潤滑油とB・C重油で40〜260mm²/sです
  • 三軸スクリウポンプは、0.5〜50000cPです
  • K1 は、ISO VG320の油を前提にしています

タンクと電源

  • AMZ-III のタンクは、1.8ℓから8ℓまであります。電源は単相AC100Vか単相AC200Vです
  • L8 のタンクは0.8ℓで、電源を使いません
  • TOP-10MA は三相で、タンクの記載はありません
  • K1 は三相で、オイルタンクの無い台板ユニットです

手入れ

  • リューベの AMZ-III は、サクションフィルターを年1回交換か洗浄します
  • 使っている油に不純物が混ざっていないか定期的に見ます
  • 特殊添加物オイル、水溶性オイル、溶剤は入れません

値段

今回の製品は、公式ページに値段を載せていません。型式と台数、使う油を伝えて、各社に見積を取ります。

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