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GUIDE / HIRA-CHOUBAN

平蝶番とは?鉄とステンレスの違いと選び方

制御盤・機械カバー・各種BOXや什器の扉に付ける平蝶番について、鉄とステンレスの違い、板厚と耐荷重、穴無しと穴付きの付け方、取り付けの注意、価格をメーカー公式資料で確認します。

2026年11月5日更新

この記事の答え

平蝶番は、平らな羽根2枚を軸でつなぎ、扉と枠に付けて開け閉めさせる蝶番です。選ぶときは「材質」「扉の重さ」「溶接かねじか」の3つを先に決めます。屋内の盤や機械は鉄、屋外や厨房など水気のある所はステンレスにします。

平蝶番とは

平らな羽根2枚を軸でつないだ蝶番で、片方を扉に、もう片方を枠に付けて扉を開け閉めさせます。平丁番・平型蝶番とも呼びます。形が単純なので値段が安く、長さの違う品番から扉の高さに合わせて選べます。

比較ページは、盤や機械、各種BOXや什器の扉に付ける平蝶番を対象にしています。扉を持ち上げて外せる旗蝶番、ばねで扉を戻すばね蝶番、好きな角度で止めるトルクヒンジ、長蝶番は分けています。

鉄の平蝶番

  • タキゲン製造のB-100は、冷間圧延鋼板(SPCC)の生地仕上げで、板厚は0.8・1mmです
  • 栃木屋のTH-78-4は、鉄で板厚1.6mm、長さ50mm・幅32mmの溶接取付の型です
  • ホシモトのF-13は、鉄(SS)の段付型で、各種BOXを用途に挙げています

値段が安く、屋内の盤や機械カバー、計測機器の扉に使います。水気のある所では錆びるので、塗装やめっきをかけます。

ステンレスの平蝶番

  • タキゲン製造のB-1100は、SUS304で長さ25〜100mmの品番がそろいます
  • 栃木屋のTH-78SUS-4は、オールステンレスで丸穴付き、板厚1.5mmです
  • ホシモトのSF-3-1は、SUS304の重量用で、配電盤・分電盤を用途に挙げています
  • スガツネ工業のLSF-50は、SUS316で羽根厚さ5mmの重量用です
  • スガツネ工業のD-S-51Aは、羽根の間に樹脂ワッシャを入れた型です

錆びにくく、屋外の盤や厨房機器、薬品のかかる所の扉に使います。同じ大きさの鉄の型より値段が上がります。

扉の重さと板厚

  • 栃木屋のTH-78-4とTH-78SUS-4は、2個使いで扉重量7kgです
  • スガツネ工業のD-S-51Aは2個使いで78N、LSF-50は275Nです
  • タキゲン製造のB-1001は重量扉向けで、L200×W160(t6.0)の大きな型まであります

耐荷重を公式に出していないメーカーもあります。重い扉は重量用の型を選び、メーカーに確かめます。

溶接かねじか

  • 栃木屋のTH-78は、鉄が穴無しの溶接取付、ステンレスが丸穴付きです
  • ホシモトのF型は、穴無し・片穴付き・両穴付きに分かれます
  • ホシモトのSF-3には、穴無し・穴付き・ボルト付の品番があります

筐体にねじ穴を開けたくないなら穴無しを溶接で、後から付け替えるなら穴付きをねじで付けます。

取り付けの注意

  • スガツネ工業は、D-S-A型を板金に付けるときは筐体側にねじの逃げの面取りをするよう書いています
  • 耐荷重は2個使いの値なので、扉に付ける数をそろえて比べます
  • 扉を外して作業したいなら、抜き差しできる旗蝶番を使います

価格

  • タキゲン製造のB-100は30円から、B-1100は60円からです(どちらも税別)
  • 栃木屋のTH-78-4は95円、TH-78SUS-4は210円です(どちらも税抜)
  • ホシモトのF-13は88円、SF-3-1は720円です(どちらも税抜)
  • スガツネ工業のD-S-51Aは税込638円、LSF-50は税込3,740円です

税抜・税別と税込の表示が混ざるので、高い安いは判定していません。

出典

2026年11月5日確認。値は、次のメーカー公式資料に記載されたものです。

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