工業用グリースとは?リチウム系・ウレア系・フッ素とシリコーン系・食品機械用の違いと選び方
工場の

この
工業用グリースは、
工業用グリースとは
グリースは、
- 基油:グリースの
約80%を 占める 潤滑油です。 ふつうは 鉱油で、 特殊な 用途には 合成油 (エステル油・ シリコーン 油など)を 使います - 増ちょう
剤:基油を グリース状に 固める 材料で、5〜20%ほど 入っています。 石けん 系 (リチウム・ カルシウム など)と 非石けん 系 (ウレアなど)に 分かれます - 添加剤:酸化防止剤・さび止め剤・極圧剤・固体潤滑剤など。
重い 荷重や 衝撃に 耐える 力は、 ここで 変わります
油と
比較ページには、
4つの系統
リチウム系・極圧(汎用)
リチウム石けんで
- 例:シトラックス EP No.2(協同油脂)、
エピノックグリース AP(N) 2(ENEOS)、 ニグタイト LE‑2(出光NTG)、 AFB‑LFグリース(THK) - 極圧剤や
二硫化 モリブデンを 入れた 極圧グリースも ここに 入ります。 モリリチューム Sグリース No.2(住鉱潤滑剤)、 ニチモリ ベアリンググリース(ダイゾー)が その例です
ウレア系(耐熱・長寿命)
金属を
- 例:エクセライト No.2(協同油脂。-20〜200℃)、
パイロノックグリース ユニバーサル 2(ENEOS。-20〜175℃)、 ニグエース U‑2(出光NTG。 滴点265℃)、 モレスコハイグリース UM‑1(MORESCO)
フッ素系・シリコーン系
合成油を
- フッ素系:フッ素油と
PTFEで、 熱と 薬品に 強いグリースです。 BARRIERTA JFE 552(NOKクリューバー)は-35〜260℃で 使え、 多くの 薬品・溶剤・ 燃料に 溶けません - シリコーン
系:ゴムや 樹脂を 傷めに くいグリースです。 JIP シリコーングリース(イチネンケミカルズ)は-40〜180℃、 シリコーングリース G‑40M(信越化学工業)は-30〜200℃です
食品機械用(NSF H1)
食品に
- 例:オーシャン FG No.2(ダイゾー)、
フードマシングリース H1(イチネンケミカルズ)、 アリビオグリース FGL No.2(住鉱潤滑剤)、 Klübersynth UH1 14‑151(NOKクリューバー)、 L700グリース(THK) - 寒い所なら、
アリビオグリース FGL No.2が -50℃から、 Klübersynth UH1 14‑151が -45℃から 使えます - L700グリースは、
メーカーが 欧州域内では 使えない 製品としています
ちょう度番号の見方
グリースの
- 000号:445〜475(いちばん軟らかい)
- 1号:310〜340
- 2号:265〜295
- 6号:85〜115(いちばん硬い)
グリース市場の
重い荷重・衝撃のかかる所
プレス・粉砕機・建設機械の
- 極圧剤:油膜が
切れても 金属に 吸着したり、 金属と 反応して 被膜を 作ったりして 焼付きを 防ぎます - 固体潤滑剤
(二硫化 モリブデン など):極圧剤でも 耐えられない 重い 荷重の 所で、 金属の 表面に たまって 焼付きやかじりを 防ぎます
値段の比べ方
掲載した
- 容器の
大きさが ばらばらなので、 値段を 容量で 割って 1kgあたりで 比べます。 16kgの ペール缶と 80gの 容器では、 1kgあたりの 値段がけた 違いに 変わります - 比べるのは
同じ 系統の 中だけです。 フッ素系の BARRIERTA JFE 552は 1kgで 108,878円で、 鉱油系とは 比べものに なりません - フッ素系と
シリコーン 系は 系統が 違うので、 「安め・高め」の 判定は していません - 値段を
出していない 4製品は、 銘柄と 容量・数量を 決めて 販売店に 見積もりを 頼みます
工業用グリースのメーカー13社を比べる
グリースの
機械要素・部品工業用グリースのリチウム系・ウレア系・フッ素と
機械要素・部品ベアリングの玉軸受・ころ
加工機械・工具工作機械のCNC旋盤・立形と
