口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / FLEXIBLE-HOSE

フレキシブルホースとは?構造・接続方法・耐熱と耐圧・長さの規格と選び方

配管の芯ずれや振動を逃がすフレキシブルホース(金属フレキシブルホース・ステンレスフレキ⁠)の構造、ユニオン形・フランジ形・真空用・テフロンホースの違い、耐熱と耐圧、長さの規格、選ぶときの注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月14日更新

この記事の答え

フレキシブルホースは、蛇腹のステンレス管に金属の編組をかぶせ、配管の芯ずれや振動を逃がして流体を送るホースです。選ぶときは「つなぎ方(ユニオン・フランジ・真空フランジ)」「流すものと温度・圧力」「法令の認定が要る配管か」の3つを先に決めます。

フレキシブルホースとは

フレキシブルホースは、波の形に成形した薄いステンレスの管(ベローズ)に⁠、編んだステンレスの線(ブレード)をかぶせた配管の部品です。金属フレキシブルホース・ステンレスフレキ・フレキとも呼びます。曲げて芯ずれを逃がし、ポンプの振動や地盤沈下で配管が割れるのを防ぎます。

比較ページには、工場・プラント・設備の配管に使う業務用のフレキシブルホースを載せています。家庭用の水道フレキ、掃除機のホース、油圧ホース、エアーチューブ、ダクトホースは載せていません。

構造

Witzenmann Japanの案内では、金属ホースは次の3つでできています。

  • 蛇腹の管(ベローズ):流体を通し、曲がる。材質はSUS304・SUS316Lが多い
  • 外の編組(ブレード):中の圧力で管が伸びるのを止め、圧力を受け持つ
  • 両端の継手:ユニオン・ねじ・フランジ・真空フランジなど

昌栄産業は、高い圧力ではブレードを2重・3重にすると耐圧を上げられると案内しています。

種類(方式)⁠の⁠違⁠⁠⁠⁠い

ねじ・ユニオン形

両端にユニオンやねじの継手を付けた形で、小口径の配管に付けます。

  • テクノフレックスのS210は15A〜50Aを300〜1,000mmの在庫品で出す
  • 継手は鋳鉄(FCMB)⁠が⁠安⁠く⁠、ステンレスにすると薬品や高い温度にも使える
  • 正英製作所のSHOEI FLEXのように、都市ガス・LPG用の認定品もある

フランジ形

両端にJIS10Kなどのフランジを付けた形で、太い配管に付けます。

  • 大同特殊工業のDF‑5000は15A〜300Aで、国土交通省仕様
  • テクノフレックスのF110は最高350℃(通販の仕様)
  • Witzenmannの波形ホースは標準でDN6〜DN300、-270〜550℃

真空用

真空フランジの付いた蛇腹管で、真空ポンプと真空槽をつなぎます。

  • 南国フレキ工業のNK‑2300KFは両端KFフランジで、FV〜0.1MPa
  • 入江工研のVF1000は両端NWフランジで、リーク量1×10 ⁻⁷Pa・m³/s以下

フッ素樹脂(テフロン)ホース

内側をフッ素樹脂の管にしたホースで、薬品・塗料・食品・蒸気に使います。

  • 昌栄産業のR115は6.86〜20.58MPa、-54〜200℃
  • フレックスのA型は-100〜260℃で連続して使える
  • 気体は少しずつ通り抜けるので、ガスや真空には向かない(昌栄産業の案内)

長さの規格

国土交通省の公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)⁠で⁠は⁠、ベローズ形のフレキシブルジョイント(水用)の長さを次のように決めています(テクノフレックス⁠のF110の案内⁠)⁠。

  • 呼称25以下:300mm以上
  • 呼称32〜50:500mm以上
  • 呼称65〜150:750mm以上
  • 呼称200以上:1,000mm以上

選ぶときの注意

  • 軸の方向の伸び縮みは吸収できない。伸縮には伸縮管継手を使う
  • ねじれも吸収できない。付けるときにホースをねじらない
  • 酸や塩素イオンを含む流体には、ステンレスのフレキは使えない(昌栄産業の案内)
  • 温度が上がると、使える圧力は下がる(Witzenmannの案内)
  • 危険物の配管は消防法の認定品、ガスの配管は検査協会の認定品を選ぶ
  • 地震対策は、エルボを介してL字にフレキを2本使う(テクノフレックスの案内)

点検と交換

昌栄産業は、使い方で変わるため耐用年数をメーカーとして定めていません。交換の時期は使う側で決め、定期的に点検します。Witzenmannは、折れ・編組の破損・腐食を目で見て確かめるよう案内しています。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉