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GUIDE / ALUMINIUM-FRAME

産業用アルミフレームとは?種類・サイズ・強度・価格の選び方

装置架台・安全カバー・作業台の骨組みを組む溝付きアルミフレームの標準型・軽量型・高剛性型を解説。断面寸法・溝寸法・断面二次モーメント・単位質量・表面処理・切断費を、メーカーの公式資料で確認します。

2026年10月28日更新

この記事の答え

産業用アルミフレームは、溝付きのアルミ押出形材をボルトと接続金具でつなぐ骨組み用の部材です。装置架台や安全カバー、業務用の棚に使います。選ぶときは、載せる物と支点間距離を決め、断面二次モーメント・溝と接続部品の適合・加工後の総額を確認します。同じ外形でも、軽量型と高剛性型では重さと曲がりにくさが違います。

産業用アルミフレームとは

アルミ構造材・アルミプロファイルとも呼ぶ、設備の骨組みを組むための形材です。ヤマトは、溶接せずにボルト結合で組むフレームと、接続ブラケット・アクセサリーのシステムとして案内しています。NICも、溶接やメッキ・塗装が不要で、設計変更や増設に対応すると説明しています。

メーカー比較は、架台・安全カバー・作業台を組む部材を品番ごとに掲載しています。窓サッシ、看板・額縁用、丸パイプだけの構造材は対象外です。接続金具単体はブラケット比較⁠、天板付きの完成品は業務用作業台比較⁠で扱います。

標準型・軽量型・高剛性型

  • 標準型は、汎用の装置やカバーの骨組みに使います。SUSのSF-40・40、青木精密工業のF44などを掲載しています
  • 軽量型は、メーカーがライト級・ライトタイプとして案内する断面です。NICのAFS-4040F-8は1.238kg/m、ユキ技研のF44Fは1.32kg/mです
  • 高剛性型は、ヘビー級・ストロングや重荷重用の断面です。NICのAFS-4040-8、ユキ技研のF44M、ヤマトのYF-4040-8などが該当します

青木精密工業のF44Hは、同じ外形のF44より断面二次モーメントが大きいため、高剛性型に整理しました。この区分だけで架台全体の耐荷重を決めるものではありません。

断面寸法だけで強度を決めない

  • ユキ技研のF44FとF44Mは、どちらも40×40mmです。単位質量はそれぞれ1.32kg/m・2.00kg/mで、中の断面形状が違います
  • F44Fの断面二次モーメントは、Ixが73,080mm⁴、Iyが70,490mm⁴です。F44Mは、Ixが116,700mm⁴、Iyが114,400mm⁴です
  • 青木精密工業のF44は、両軸とも9.05cm⁴です。F44Hは、同じ40×40mmの外形で両軸とも14.63cm⁴です

載せる重さだけでなく、荷重の位置、支点間距離、固定方法を決めてから、たわみを確認します。青木精密工業は、設計時の強度計算・たわみ計算も受け付けています。接続金具の許容荷重も別に確認します。

Ix・Iyと単位をそろえて比べる

断面二次モーメントは、公式断面図の軸方向と一緒に読みます。ヤマトのYF-4080-8は、Ixが23.15×10^4mm⁴、Iyが80.93×10^4mm⁴です。断面を使う向きによって値が違います。

青木精密工業はcm⁴、NIC・SUS・ヤマトはmm⁴を含む表記を使っています。数値だけを取り出して大小を比べず、同じ単位にそろえます。比較表ではメーカーの単位を残しています。

溝寸法とジョイント・接続部品

  • NICのAFS-4040-8とAFS-4040F-8は、カタログ断面図で溝開口8.3mmを確認できます
  • ボッシュ・レックスロスの40x40Lは、公式米国版カタログで溝開口10mmです。国内での現行仕様と供給条件は日本法人に確認します
  • ユキ技研のレコフレームは、独自のTロック結合方式を持ちます。フレームと専用の接続部品を一緒に選びます

溝開口が同じでも、ナットの収まり方や接続方法まで同じとは判断しません。M8などのねじの呼びと、溝開口の寸法も分けて確認します。取得した文字に寸法がない製品は、型番から補わず、公式断面図を注文前に確認します。

ユキ技研はパネルシステムとドア・扉システムを扱い、NICもカバー・扉を製作するためのアクセサリーを案内しています。パネルや扉を取り付けるときは、形材と取付部品の適合を確認します。

表面処理と切断・加工

  • NICのシルバーは、アルマイト処理の上にクリア電着塗装を施しています
  • SUSのSFF-404は、アルマイト表面処理です。ユキ技研のF44Fは、白アルマイトです
  • 青木精密工業のF44は、アルマイト9μm以上に封孔処理を施しています
  • ユキ技研のF44Fは、切断長を0.1mm単位で指定できます。最大切断寸法は3940.0mmで、穴加工・端面タップ加工には組み合わせの制限があります

価格は材料単価と加工後の総額を分ける

  • NICのAFS-4040F-8は、シルバーの定価で2,810円/mです。AFS-4040-8は、4,530円/mです。どちらも税抜です
  • ユキ技研のF44Fは、公式ショップのm単価が1,840円です。切断費・穴加工費は別に記載され、税区分は取得本文に書かれていません
  • 青木精密工業は、2026年10月の改定で切断長400mm以下を一律価格とし、加工費を都度見積もりに変更しています。m単価だけで短尺品の総額を計算しません

注文時は、材料、切断・穴加工、接続金具、送料、税区分をそろえて見積もりを取ります。青木精密工業のF44の定尺は5750mmですが、カタログでは混載便は最長4mまでです。長いまま必要な場合は、運送方法と別途送料も確認します。

仕様の確認日は2026-10-28です。ボッシュの数値は公式米国版2020-09の資料で、国内条件を示すものではありません。出典は比較ページの出典欄⁠にまとめています。

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