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GUIDE / ALNICO-MAGNET

アルニコ磁石とは?アルニコ5・アルニコ8・焼結の種類と、耐熱温度・価格の選び方

計器・センサー・耐熱の磁気回路に使うアルニコ磁石の3つの種類、鋳造と焼結の違い、ネオジム磁石との違い、耐熱温度と価格の見方を、メーカーの公式資料の数字でまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

アルニコ磁石は、アルミ・ニッケル・コバルトと鉄で作る、熱に強い金属の磁石です。Brの高いアルニコ5、保磁力の高いアルニコ8、小さく複雑な形に向く焼結の3つに分けて選びます。保磁力が低いので、磁化方向を長くとる形で使います。

アルニコ磁石とは

アルニコ磁石は、アルミニウム・ニッケル・コバルト・鉄を主成分にした金属の磁石です。鋳造か焼結で作ります。Brの温度係数が-0.02%/℃と小さく、温度で磁力が変わりにくいので、メーターや精密計器、センサーに使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社の標準品として売るアルニコ磁石を、各社の代表の品番の単位で載せています。

3つの種類

  • アルニコ5はBrが高い等級です。例はネオマグのSAN44で、Brは1250mTです
  • アルニコ8は保磁力が高い等級です。例はネオマグのSANT38で、Hcbは110kA/mです
  • 焼結アルニコは小さく複雑な形に向きます。例は七星通のFLNG35とマグナの焼結アルニコ磁石です

鋳造と焼結の違い

  • 鋳造は、溶かした原料を鋳型に流して作ります。岡村特殊金属は1600℃以上で溶かします
  • 焼結は、粉末冶金法で作ります。マグナの資料では、BrとHcは鋳造の約95%、BHmaxは約90%です
  • 焼結は機械的な強度が大きく、小さな形を数多く作るときに向きます

選ぶときに見る数字

  • Brは磁束の多さを示します。岡村特殊金属のNKS-550は、1.23〜1.33Tです
  • 保磁力は減磁のしにくさを示します。NKS-550Hは、111〜128kA/mです
  • 耐熱の温度は、二六製作所とネオマグの値で450℃です。形と寸法で変わります

使うときの注意

  • 保磁力が低いので、磁化方向を長くとる形にします
  • 反発する向きで組むと減磁しやすく、機械的な衝撃でも減磁します
  • マグナは通常、未着磁で納めます。着磁の設備と順番を先に決めます

価格

公式に値段を出しているのは二六製作所の在庫品です。AE022は649円、AE016は567円で、どちらも税込です。ほかの会社は見積もりで、形と数量で変わります。

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