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GUIDE / AIR-NOZZLE

エアノズルとは?工場のエアーブローに使うエアノズルの種類(フラット・丸穴・スリット)と、空気量・騒音・接続ねじの選び方

部品の水切り・乾燥・切粉の吹き飛ばし・冷却に使うエアノズル(エアーノズル)の3つの種類、コンプレッサー用とブロワー用の違い、空気消費量と騒音の比べ方、接続ねじと材質の選び方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

エアノズルは、圧縮空気やブロワーの風を部品に吹き付けるために設備に付けるノズルです。エアーノズル・エアーブローノズルとも呼びます。吹き出しの形で、平らに広げて吹くフラット形・穴からまっすぐ吹く丸穴形・細長いすき間から線状に吹くスリット形に分かれます。選ぶときは「どの幅に当てるか」「エア源は何か」「接続ねじは何か」の3つを先に決めます。

エアノズルとは

エアノズルは、コンプレッサーの圧縮空気かブロワーの風を、設備やラインの決まった所へ吹き付けるノズルです。洗浄後の液切りと乾燥、切粉やほこりの吹き飛ばし、成形品の冷却に使います。

比較ページには、日本の会社か日本法人のある会社が自社で作るエアノズルを、形番の単位で載せています。液体を噴くスプレーノズル、手に持つエアーダスター、除電ノズル、輸入販売元が売る海外ブランドは載せていません。

3つの種類

  • フラット形は、平たい吹き出し口からエアーを帯のように広げて吹きます。例は、いけうちの TF-F42 と TF-BF、共立合金製作所の AB-C7P、スプレーイングシステムスジャパンの AAB727-1/4-15 ⁠⁠です
  • 丸穴形は、先端の穴からエアーをまっすぐ吹きます。例は、共立合金製作所の KSVR 3、SMC の KNH-R02-150 と KNS-R02-100-4 ⁠⁠です
  • スリット形は、細長いすき間から線状に吹きます。エアーナイフとも呼びます。例は、大浩研熱の DX-200 と DN-150 ⁠⁠です
  • CKD の BNE は、フラットとラウンドの両方の形をそろえた形番です

コンプレッサー用とブロワー用

  • コンプレッサー用は、高い圧力の空気で強く吹きます。いけうちの TF-F42 は、最高使用圧力が0.7MPaです
  • ブロワー用は、低い圧力で多くの風を吹きます。いけうちの TF-BF は、最高使用圧力が100kPaで、接続はR1/2と太めです
  • いけうちは、TF-BF のエネルギーコストをコンプレッサーエアーの約1/3と案内しています
  • 大浩研熱は、同じスリット形でもコンプレッサー用の DX と高圧ブロアー用の DN を分けています

空気量と騒音の比べ方

  • 空気量と騒音は、測った圧力をそろえて比べます。TF-F42 は0.3MPaで440NL/min、AB-C7P は0.3MPaで290L/minです
  • 騒音は、TF-F42 が0.3MPaで77dBA、SMC の KNS-R02-100-4 が0.5MPaで80dB以下です
  • 周りの空気を巻き込む型は、少ない空気で風量を増やします。SMC の KNH は、供給空気量の約2倍の風量で吹きます

接続ねじと材質

  • 接続ねじは、種類とおねじかめねじかまで合わせます。DX-200 はRp1/4のめねじ、DN-150 はR1のおねじです
  • 樹脂製は耐熱温度を見ます。PPS樹脂製の TF-F42 は80℃、ABS樹脂製の AAB727-1/4-15 は82℃です
  • コンプレッサー用のスリット形は、配管の太さと長さで性能が大きく変わります。吹込口より太い配管を短く使います

値段

  • 今回載せた製品は、公式資料に公開価格がありません。形番・接続ねじ・材質を伝えて、メーカーか販売店に見積もりを取ります
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