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GUIDE / NUNO-CROSS

布クロスとは?ホテル・オフィス・店舗の壁に貼る布クロス(織物壁紙)の種類(不燃・準不燃)と⁠、素材・幅・価格の選び方

レーヨン・麻・綿などの糸を織った布クロス(織物壁紙)の⁠、不燃と準不燃の違い、不燃になる下地、素材と有効幅、価格、施工と手入れの注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月30日更新

この記事の答え

布クロスは、レーヨン・麻・綿などの糸を織った生地を壁紙にしたもので、織物壁紙とも呼びます。業務の内装では、まず防火の認定で選びます。決められた不燃の下地に貼ると不燃になる品番と、準不燃までの品番があります。そのうえで「どの下地に貼るか」「素材と幅」「施工費の割増を見込めるか」の3つを先に決めます。

布クロスとは

布クロスは、糸を撚り、染め、織る組み合わせで表情を出す壁紙です。レーヨン糸・綿糸・麻糸などを主に使います。ホテルの客室や応接室、店舗の壁など、ビニルにない風合いを出したい所に貼ります。

比較ページには、日本の会社が自社ブランドで出す布クロスを、各社の代表の品番の単位で載せています。ビニルの織物調の壁紙、紙クロス・和紙壁紙、塗り壁、海外ブランドの輸入壁紙は載せていません。

不燃と準不燃の2つの種類

  • 不燃認定の織物壁紙は、決められた不燃の下地に貼ると不燃材料として認められます。例はサンゲツの FE78453、リリカラの LWT-1097、シンコールの WWT30406、川島織物セルコンの KC4055 ⁠⁠⁠です
  • 準不燃認定の織物壁紙は、準不燃材料として認められます。例はリリカラの LMT-16014 ⁠⁠です
  • リリカラの表示では、防火種別1-2の品番が不燃・準不燃・難燃、2-3の品番が準不燃です。川島織物セルコンの KC4163 は防火種別2-3です

不燃になる下地

  • 壁紙の防火性能は、壁紙・下地・施工方法の組み合わせで認定されます。認定番号と条件を先に確かめます
  • サンゲツの FE78453 は、不燃石膏ボード(厚さ12mm以上)や不燃材料に貼ると不燃です
  • リリカラの LWT-1097 は、不燃石膏ボードでは不燃になりません。厚さ5mm以上の繊維混入ケイ酸カルシウム板か、モルタルを下地にします
  • 川島織物セルコンの KC4055 は、法定不燃石膏ボードに貼ると不燃です
  • 防火仕上げにするときは、下地へのシーラー処理が標準の施工です

素材と有効幅

  • リリカラの LWT-1097 の素材は、レーヨン・麻・ポリエステルです。LMT-16014 は、綿・レーヨン・和紙です
  • 川島織物セルコンの KC4055 は麻を使い、旭興の NR9001 はパルプ・竹・綿の糸を織っています
  • 有効幅は、サンゲツ・リリカラ・旭興の品番が92cm、シンコールの WWT30406 が93.5cm、川島織物セルコンの KC4055 が94cmです。KC4163 は118cmの広幅です

価格

  • 税別の公開価格は、サンゲツの FE78453 が1,090円/㎡、リリカラの LWT-1097 が3,700円/㎡、シンコールの WWT30406 が4,390円/㎡です
  • 川島織物セルコンのカタログ価格は、KC4055 が5,960円/㎡、KC4163 が15,260円/㎡です。旭興の NR9001 は2,500円/mです
  • ビニル壁紙より施工が難しいので、施工費が割増になります

施工と手入れの注意

  • 糊を付けたあとは折り曲げずに大きくたたみ、上に積みません。ローラーを強くかけると跡が残ります
  • ジョイントに色差や目曲がりが出て、柄が合わないことがあります
  • 織物は、ついた汚れを完全に取るのが難しい素材です。擦れやすい廊下や曲がり角、水まわりは避けます
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