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GUIDE / MOKUZAI-HOGO-TORYO

木材保護塗料とは?ウッドデッキ・外壁・フェンスに塗る木材保護塗料の種類(油性の浸透型・水性の浸透型・造膜型)と、浸透型と造膜型の違い・塗り替えの時期・価格の選び方

防腐・防カビ・防虫の薬剤を入れた屋外木部用の木材保護塗料の3つの種類、浸透型と造膜型の違い、油性と水性の違い、JASS18 M-307、使用量と塗り重ねの時間、塗り替えの時期、設計価格・材工価格を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

木材保護塗料は、防腐・防カビ・防虫の薬剤を入れた屋外の木部用の塗料です。WPステインとも呼びます。木に染み込む油性の浸透型、水で薄める水性の浸透型、表面に塗膜を作る造膜型・半造膜型の3つがあります。新しい木や定期の塗り替えには浸透型、日光や雨で傷んだ老朽材の塗り替えには造膜型を選びます。

木材保護塗料とは

木材保護塗料は、防腐・防カビ・防虫の薬剤を入れた、屋外の木部用の塗料です。WPステイン・防腐防虫ステインとも呼びます。ウッドデッキ、外壁の羽目板や破風、窓枠、フェンス、ログハウスの木を、腐れや虫、日光や雨から守ります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る業務用の木材保護塗料を、製品の単位で載せています。一般の油性塗料と水性塗料は、それぞれの比較ページで扱っています。

3つの種類

  • 油性の浸透型は、塗膜を作らず木に染み込みます。例は大阪ガスケミカルのキシラデコール、和信化学工業のガードラックPro、前田工繊産資のノンロット、大谷塗料のVATONプラス、吉田製油所のスーパーウッドステイン、大阪塗料工業のニューボンデンDX、ロックペイントのナフタデコールです
  • 水性の浸透型は、水で薄めて塗り、においが少なく乾きが早いです。例はキシラデコール アクオステージと水性バトンプラスです
  • 造膜型・半造膜型は、木の表面に塗膜を作ります。例はノンロット ブルーノとガードラックアクアです

浸透型と造膜型の違い

  • 浸透型は木の呼吸を妨げないので、塗膜のフクレやワレが起きません。塗り替えは汚れを落として上から塗るだけで済みます
  • 造膜型は色を隠す力があり、日光や雨で傷んだ老朽材も色をそろえて仕上がります
  • ノンロット ブルーノは、専用のレデューサーで25%まで薄めると、半造膜の仕上がりになります
  • ガードラックアクアは半造膜型で、一回塗りで仕上がります

油性と水性の違い

  • 油性は溶剤や植物油で作り、溶剤のにおいがあります。水性は水で薄め、においが少ないです
  • キシラデコールは塗り重ねまで12時間以上あけ、水性のアクオステージは2時間以上で次を塗れます
  • 油性でも、VATONプラスのように天然の植物油脂で作り、トルエン・キシレンを入れていない品があります

JASS18 M-307とは

  • 日本建築学会の材料規格「木材保護塗料」⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • キシラデコール、ガードラックアクア、ノンロット、ニューボンデンDX、スーパーウッドステイン、ナフタデコールなどが適合しています
  • VATONプラスは、公共建築工事の標準仕様書の木材保護塗料塗り(WP)に対応しています

使用量と塗り重ねの時間

  • ナフタデコールは、16L缶で1回170〜280㎡塗れ、塗り重ねは23℃で6時間以上です
  • ノンロットのZカラーは、14L缶で80㎡塗れ、6時間後に重ね塗りできます
  • ニューボンデンDXは、2回塗りで9〜11㎡/Lで、乾燥は23℃で16時間です
  • 下地の状態や木の種類で、使う量は増減します

塗り替えの時期と注意

  • 吉田製油所は、スーパーウッドステインを塗った木は2〜3年ごとに塗り直すよう案内しています
  • ウッドデッキやベンチの平らな面は、こすれて色落ちが早いので、こまめに塗り重ねます
  • 気温5℃以下、湿度85%以上、木が湿っているときは塗りません。キシラデコールは、塗るときの木の含水率を18%以下としています
  • 防虫の相手はヒラタキクイムシなどの木材害虫で、キシラデコールはシロアリを対象外としています。ニューボンデンDXは防蟻剤も入れています
  • 塗料の付いた布や塗料かすは、自然発火のおそれがあるので、捨てるまで水に浸します

値段

  • 前田工繊産資は設計価格を出しています。ノンロットのZカラーは14L缶で42,000円、ノンロット ブルーノは14kg缶で45,800円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ロックペイントは、ナフタデコールの材工価格を300㎡以上で2,500円/㎡としています
  • ほかの品の塗料の値段は、販売店に確かめます
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