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GUIDE / JINKO-DAIRISEKI

人工大理石とは?店舗・病院・オフィスのカウンター・天板に使う人工大理石(人造大理石)の種類(アクリル系・BMC系)と、厚み・大きさ・価格の選び方

受付カウンター・洗面カウンター・給湯室の天板に使う人工大理石の3つの種類、アクリル系とBMC系の違い、板の厚みと大きさ、熱と施工の注意、価格の決まり方を、メーカーの公式資料からまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

人工大理石は、樹脂と鉱物の粉を固めた、石のような素材です。人造大理石とも呼び、今は同じ意味で使われています。手に入れる形で、加工店が仕上げるアクリル系の板材、メーカーが板を加工したカウンター、型でプレスして作るBMC系の成形カウンターの3つに分かれます。選ぶときは「形を自由に決めるか」「厚みと大きさ」「付ける場所」の3つを先に決めます。値段はどの製品も見積りです。

人工大理石とは

人工大理石は、樹脂と鉱物の粉を固めた素材で、受付カウンター・洗面カウンター・給湯室の天板に使います。中まで同じ素材なので、汚れがしみ込みにくく、表面の傷は削って直せます。デュポン・MCCの解説では、人工大理石と人造大理石は今は同じ意味で使われています。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか、日本法人が自社グループの製品として売る人工大理石の板材とカウンターを、各社の代表の品番の単位で載せています。洗面ボウルの単品、天然の石、メラミン化粧板、家庭用のシステムキッチンや洗面化粧台の一部として売るものは載せていません。

3つの種類

  • 板材(アクリル系):加工店が切って継ぎ、カウンターに仕上げます。例はデュポン・MCCのコーリアンと、ロッテケミカルジャパンのスタロンです
  • 加工カウンター:メーカーが板を基材と合わせ、決まった形に仕上げます。例はアイカ工業のスタンダードSと、ボウル一体型洗面カウンターです
  • 成形カウンター(BMC系):練った材料を高温高圧のプレスで型どおりに作ります。例は吉本産業のSIERRAとSVです

アクリル系とBMC系の違い

  • コーリアンは、メタクリル樹脂を原料にしたアクリル系の人工大理石です。日本では1979年に販売が始まり、富山工場で作っています
  • BMC系は、樹脂・鉱物の粉・ガラス繊維を練った材料をプレスで成形します。吉本産業の会社概要では、キッチンカウンターの60%強が人工大理石製で、その約80%がBMC系です
  • 吉本産業のキッチンカウンターの色は、AVANTなどがアクリルBMC系、EXCELYがポリエステルBMC系です

板の厚みと大きさ

  • コーリアンの厚みは6mm・12mm・19mmです。12mmはキッチンや受付のカウンター向けで、6mmは壁や什器の垂直面向けです
  • コーリアンの19mmは、グレイシアホワイトだけです
  • スタロンの板は幅760mmで、長さは2,500mmと3,680mm、厚みは6mmと12mmです
  • 吉本産業のSIERRAは、間口600〜2400mm、奥行600mmです
  • 吉本産業のSVは、奥行600mm、間口は最大3600mmです

熱と施工の注意

  • 熱い鍋は直に置かず、鍋敷きを使います
  • アイカ工業は、ガスレンジとカウンターの間を10cm以上はなすよう案内しています
  • アイカ工業の資料では、3mのカウンターは温度と湿度で約6mm伸び縮みします。両端を固める納まりは避けます
  • ブラケットで受けるときは、間隔を1000mm以下にします
  • 基材に木を使うカウンターは、浴室や屋外に付けません

手入れ

  • 毎日の手入れは、水拭きか台所用の洗剤です
  • 濃い色は、水シミや手あか、キズが目立ちます
  • 表面の傷は、サンドペーパーなどで削って直せます

値段

  • このページの6製品は、どれも値段を公式に出していません。形・大きさ・色柄・加工で決まるので、図面を付けて見積りを取ります
  • コーリアンの取り寄せの色は国内に在庫が無く、納入まで3〜4か月かかることがあります
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