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GUIDE / HEKIMEN-RYOKKA

壁面緑化システムとは?外壁・内壁を植物で覆う壁面緑化の種類(基盤型・登はんパネル・ワイヤー)と、価格・重さ・灌水の選び方

建物の壁を植物で覆う壁面緑化システムの3つの種類、価格(1m²あたり)、重さ、自動灌水、使う植物、高さの目安、法規制までを、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

壁面緑化システムは、建物の壁を植物で覆うための資材と仕組みです。グリーンウォールとも呼びます。植物の付け方で、植えた基盤を壁に並べる基盤型、つる植物を登らせる登はんパネル型、ワイヤーやネットに巻き付かせる型の3つに分かれます。すぐ緑にしたいなら基盤型、軽く安く足したいならワイヤー型です。

壁面緑化システムとは

壁面緑化システムは、建物の外壁や内壁を植物で覆うための、パネル・ユニット・ワイヤーなどの資材と仕組みです。ヘデラ(アイビー)やナツヅタで壁を覆うことは古くから行われてきました。いまは、植えた基盤を壁に並べる製品や、自動灌水を組み込んだ製品もあります。

比較ページには、日本の会社が自社ブランドで出す壁面緑化システムを、各社の代表の型の単位で載せています。屋上緑化の資材、造花だけの壁面装飾、他社の製品を売る販売店は載せていません。

選ぶときは「すぐ緑にしたいか」「壁にかけられる重さ」「水やりの手当て」の3つを先に決めます。

3つの種類

  • 基盤型は、土や培土、フェルトに植えた基盤を壁に並べます。例は共同カイテックのパラビエンタ、東邦レオのピクセル、山崎産業の花卉用パネル5050、日比谷花壇のbio-Wallです
  • 登はんパネル型は、マットや立体金網のパネルにつる植物を登らせます。例はダイトウテクノグリーンのツルパワーパネルと、屋上緑化システムのかべみどりパネルタイプです
  • ワイヤー・ネット型は、ワイヤーやネットに植物を巻き付かせます。例はツルパワーワイヤー、アルティマ壁面緑化システム、かべみどりSUSワイヤータイプ、草植のNKツタネットです

価格

  • 屋上緑化システムのかべみどりは、200m²の設計価格を出しています。SUSワイヤータイプは19,800円/m²、パネルタイプは42,000円/m²(税込、植栽と設置費込み)で⁠⁠⁠⁠す
  • 東邦レオのピクセルは、11m²以上で238,000円〜/m²(材工)⁠で⁠す⁠。モコは50,000円〜/m²からです
  • ほかの製品は見積もりです。足場や高所作業車の費用は別にかかります

重さ

  • 基盤を持つ型ほど重くなります。パラビエンタは湿潤時45kg/m²、花卉用パネル5050は約30.4kg/m²〜⁠⁠⁠です
  • 登はん資材は軽く、ツルパワーパネルHPJ-1020SUSは1枚約4.2kg、ツルパワーワイヤーTW-15は60g/mです
  • アルティマの支持材のアルミ製緑化レールは、SUSのLアングルに比べて重さが約1/4です

水やり(灌水)

  • 基盤型は自動灌水を付けます。東邦レオのピクセルは自動灌水システムが標準装備です
  • 山崎産業は、2.3L/時のドリップチューブで、1日1回、パネル1枚あたり約10分が基本です
  • 給水と電源は、設備と電気の工事で別に用意します

植物と、覆うまでの時間

  • パラビエンタの標準植物は、ヘデラ・ハツユキカズラ・イタビです
  • 登はんパネルはヘデラ類などの付着型、ワイヤーやネットは巻き付くつる植物を使います
  • かべみどりSUSワイヤータイプは、壁全体を覆うまで2〜3年かかります。基盤型は施工した直後から緑になります
  • 常緑のヘデラ類なら、剪定はほとんどいりません

高さと法規制

  • パラビエンタは高さ30m以下、ピクセルは4m以下で使います
  • 建築基準法35条の対象建築物では、避難用通路幅1.5m(緩和条件で90cm)を確保できない壁面緑化は規制の対象です
  • 防火地域・準防火地域では、隣地境界線と道路中心線から5m以下の部分に防火性能のある部材を使います
  • 屋上緑化を義務にしている自治体では、壁面緑化の面積を義務の面積に入れられる場合があります
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