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GUIDE / FUNEN-SHEET

不燃シートとは?工場・倉庫の間仕切りと防煙垂れ壁、テント倉庫に使う不燃シートの種類(透明・半透明・膜材)と、認定番号・透光率・価格の選び方

国土交通大臣の不燃材料の認定を受けた不燃シートの3つの種類、防炎シートとの違い、不燃材料・準不燃材料・難燃材料の違い、防煙垂れ壁に使うときの決まり、透明度・厚さ・値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

不燃シートは、ガラス繊維の布を樹脂で包み、国土交通大臣の不燃材料の認定を受けたシートです。不燃膜材・不燃フィルムとも呼びます。使う場所で、ガラスの代わりに使う透明の型・間仕切りや膜天井に使う半透明と色付きの型・テント倉庫の屋根と壁に張る膜材の型に分かれます。選ぶときは「どこに使うか」「どれだけ透かすか」「防炎も要るか」の3つを先に決めます。

不燃シートとは

不燃シートは、ガラス繊維の布の表と裏を塩ビなどの樹脂で包むか、透明な樹脂のフィルムで挟んだシートです。国土交通大臣の不燃材料の認定を受けていて、内装制限のある建物の間仕切りや、防煙垂れ壁に使えます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドとして売る不燃シートを、各社の代表の品番の単位で載せています。溶接の火花受けに使うスパッタシート、不燃の認定が無い防炎シート、仕立てたビニールカーテンは載せていません。

3つの種類

  • 透明の型は、ガラスの代わりに使います。例はアキレスのフネンクリアⅡ、菊地シート工業のFS-33M、ユニチカのユークリアーシートEです
  • 半透明・色付きの型は、間仕切りや膜天井に使います。例は平岡織染のクリアライトロンV-1000と、菊地シート工業のFN-53Hです
  • 膜材の型は、テント倉庫や膜構造の屋根と壁に張ります。例は平岡織染のターポロンG-3000Ⅱと、中興化成工業のふっ素樹脂膜材FGT-800です

不燃と防炎、準不燃・難燃の違い

  • 不燃は国土交通大臣の認定で、一定の時間燃え抜かないことを示します。防炎は日本防炎協会の認定で、一定の時間燃え広がらないことを示します
  • 不燃材料は、加熱を始めて20分間の総発熱量が8MJ/m²以下などの条件を満たします
  • 準不燃材料は10分、難燃材料は5分で、同じ条件を満たすものです
  • アキレスのフネンクリアⅡは防炎の認定を受けていません。平岡織染のクリアライトロンV-1000は、不燃と防炎の両方の番号を取っています

防煙垂れ壁に使うとき

  • 防煙垂れ壁は、床面積500㎡以内ごとに天井から50cm以上下げ、不燃材料で作ります
  • アキレスのフネンクリアⅡ(NM-5204)とユニチカのユークリアーシートは、防煙垂れ壁に使えると案内しています
  • 割れて落ちないので、板ガラスの垂れ壁から替える所が増えています。刃物で切れるので、いざという時に避難の妨げになりません

透明度と厚さ

  • 菊地シート工業のFS-33Mは、全光線透過率が89%です
  • 平岡織染のクリアライトロンV-1000は半透明で、透光率は58%です
  • 間仕切り用は薄く、フネンクリアⅡは0.25mm、クリアライトロンV-1000は0.27mm、FS-33Mは0.33mmです
  • 膜材は厚く、ターポロンG-3000Ⅱは0.53mm、FGT-800は0.80mmです

扱うときの注意

  • 燃えないシートではありません。火を着けると表面の樹脂は溶け、ガラス繊維の布が残ります
  • 表面の塩ビは約60℃で柔らかくなるので、熱を受ける所には使いません
  • 鋭く折り曲げると跡が戻らず、その所の強さが落ちます
  • 切るときは、長袖・保護手袋・保護眼鏡・防じんマスクを着けます
  • 屋外で使えるかは品番で違います。菊地シート工業のFN-53Hは屋外でも使えますが、FS-33MとフネンクリアⅡは屋内向けです

値段

  • 値段を公式に出しているのはアキレスで、フネンクリアⅡが28,000円/m(税別・希望小売価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ほかのメーカーは価格を出しておらず、見積もりで決まります
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