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GUIDE / FORMWORK

型枠とは?鋼製・樹脂製・アルミ製の違いと、寸法・許容側圧・接続方式の選び方

コンクリートを成形する型枠の種類と選び方を、メーカーの公式資料で解説。住宅基礎用の鋼製パネル、樹脂製の組立型、透明型枠、アルミ製スラブ型枠を、寸法・許容側圧・接続金具で見分けます。

2026年10月28日更新

この記事の答え

型枠は、コンクリートを流し込んで決めた形に成形するための枠です。最初に「基礎・壁・柱・スラブのどこで使うか⁠」を決め、パネル寸法、接続金具、受ける荷重と支持条件を合わせます。材質だけで選ばず、組み上げた型枠全体で確認します。

型枠とは

型枠は、基礎や壁、柱などの形に合わせて組み、コンクリートを流し込む枠です。鋼製・樹脂製のパネルを金具でつなぐ製品や、アルミ製の枠に合板を張るシステムがあります。

型枠のメーカー比較では、型枠本体と型枠システムを品番・仕様単位で比べています。面板用の合板単品、締付金具や支保工だけの製品、型枠工事の請負は分けています。

材質と構成の違い

  • 鋼製・鋼製フレームは、住宅基礎や柱・壁の成形に使います。和新工業のWA-3015は鋼製パネル、DokaのFrami Xlifeは鋼製フレームと木材・樹脂の複合シートを組み合わせた型です
  • 樹脂製は、組立パネルと引抜用で使い方が違います。PERIのDUOは壁・柱・スラブで部材を共用する型、ホーシンのブロックパネルは石積みやブロック積みの裏込めコンクリートに使う型です
  • 透明型枠は、面板を通して打設中の状態を見ます。高洋商会の透フォームは、厚さ10mmのアクリル面板とラワン材のフレームで作られます
  • アルミ製のGRIDFLEXは、根太と大引を一体化したスラブ用のシステムです。型枠合板と支保工を組み合わせて使います

寸法は品番ごとに確認する

同じ「3015」⁠で⁠も⁠、メーカーごとに仕様を読みます。寸法が一致しても、質量や接続金具まで同じとは限りません。

  • 日鉄建材のフラットフォーム3015は、300×1500mmで13.7kgです
  • 和新工業のWA-3015は、300×1500mmで14.2kgです
  • 精密プレス工業の連結ピン一体型平パネルは、掲載仕様が高さ750×幅910mmです。型式番号は公式ページにありません
  • ホーシンのBP400-1000は、幅1000×高さ400×厚さ3.5mmで1.7kgです

許容側圧と支持条件

壁・柱の型枠は、コンクリートから横向きに受ける圧力を確認します。スラブの下面を受ける型枠は、鉛直方向の荷重と支保工の条件を検討します。側圧の値だけでスラブ用と比較しません。

  • DUOの許容側圧は、壁用50kN/㎡、柱用80kN/㎡です。壁厚や組立方法など、システムの条件を合わせて使います
  • DUOの壁用は、高さ5.40mまで、壁厚15〜40cmを案内しています。柱用は断面15〜55cmを5cmピッチで組みます
  • GRIDFLEXの標準パネルGFPは、200×100cmで20.3kgです。合板を釘で固定し、プロップヘッド付きの支保工と組みます

接続金具と新旧仕様

  • NSPのF2-60は、連結用Uピンを内蔵します
  • フリーパネルのFP-450 1820は、クリッパーで連結します
  • 和新工業のWA-3015は、UクリップとLピンで緊結します
  • DUOは、カプラーでパネルを締め付けます

メーカーが違う製品を、寸法だけで組み合わせないでください。NSPはF2-75・S3-75の新旧仕様をつなぐ向きによって、一番上のUピンが付かない組合せを案内しています。増設時は既存品の仕様も確認します。

脱型・清掃と見積もり

  • ホーシンのブロックパネルは、生コン打設後すぐに引き抜きます。引抜後は水洗いし、保管時は覆いをかけて直射日光を避けます
  • 透フォームは受注生産です。標準サイズのほか、異形や曲面の製作にも対応しています
  • 見積もりはパネルだけでなく、角部、寸法調整部、接続金具、支持材、運搬までそろえます。GRIDFLEXは型枠合板を別途選ぶ構成なので、その費用も含めます

出典は、NSPの平パネル案内、日鉄建材、和新工業、PERI DUO、PERI GRIDFLEX、ホーシン、高洋商会の公式資料です。

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