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GUIDE / FLOOR-HINGE

フロアヒンジとは?中心吊り・持出吊り・強化ガラスドア用の種類の違いと、ドア重量・開き角度・価格の選び方

床に埋めてドアを支え、開いたドアを自動で閉めるフロアヒンジの4つの種類、ドア寸法と重量の選び方、ストップと開き角度、防水と床仕上げ、交換の注意を、リョービ・日本ドアーチエック製造・大鳥機工の公式資料で説明します。

2026年11月7日更新

この記事の答え

フロアヒンジは、床に埋めた本体でドアを支え、開いたドアを自動で閉める金物です。吊り方は中心吊りと持出吊りの2つで、中心吊りには両側に開く型と片側に開く型があります。強化ガラスドアには専用の型があります。選ぶときは、ドアの幅・高さ・重量が全部範囲に入る型を選び、風の強い場所では1番手上にします。価格は3社とも公式に出していないので、型番を決めて見積を取ります。

フロアヒンジとは

フロアヒンジは、本体を床に埋めてドアの下を支え、開いたドアを自動で閉める金物です。ビルや店舗の正面のドアに使います。本体が床に隠れるので、ドアクローザのようにドアの上に腕が出ません。

本体はセメントケースごと床に納め、外周にモルタルを詰めて固定します。上はトップピボットで受けます。

4つの種類

  • 中心吊りの自由開きは、ドアが内にも外にも開きます。リョービは両側開きと呼びます。
  • 中心吊りの一方開きは、ドアが片側にだけ開きます。左右勝手があるので、注文のときに右か左かを指定します。
  • 持出吊りの一方開きは、持出吊りのドアに使います。持出吊りに両側に開く型はありません。
  • 強化ガラスドア用は、枠のない強化ガラスのドアを吊ります。公式の表に出ているのは幅と高さです。

ドア寸法と重量の選び方

ドアの幅・高さ・重量の3つが全部範囲に入る型を選びます。リョービは、風当たりの強い場所では1番手上の型を選ぶよう案内しています。

  • リョービの351Zは800×1800mmで45kg、353Zは950×2100mmで105kgまで使えます。
  • 日本ドアーチエック製造のH-1400は、1050×2400mmで185kg以下です。
  • 大鳥機工のST-8800は、1,800×3,500mmで350kg以下です。
  • 持出吊りの大鳥機工の545Kは、1,600×2,400mmで185kg以下です。

防火ドアには専用の型があります。日本ドアーチエック製造のF-865は、3000×2400mmで400kg以下です。

ストップと開き角度

ストップ付きは開いた位置でドアが止まり、ストップなしは手を離すと閉まります。型番の頭で分ける会社が多く、日本ドアーチエック製造はHS-がストップ付き、大鳥機工はST-がストップ付きです。

  • リョービの3003GAは、最大開き角度が110°で、ストップ角度が90°⁠⁠⁠です。
  • リョービの351Zは、最大開き角度が105°で、ストップ角度が90°⁠⁠⁠です。
  • 日本ドアーチエック製造のG-1300は切替型で、内と外で別々に設定できます。切替はドアを閉めた状態で操作します。
  • 大鳥機工の544Kと545Kは、1台でストップ付きとストップなしを兼ねます。

最大開き角度を超えて開くと、本体の故障や軸の曲がりにつながります。それ以上開かないようにドア枠を決めます。

閉まる速度の調整

閉まる速度は、閉じ始めと閉じ際の2区間に分けて調整します。リョービは、ドア開き角度約90°から閉じきるまで5〜8秒を適正としています。一方開きには、閉まる手前約2゜で素早く閉めるラッチングアクションがあり、エアタイトドアや電気錠付きドアで確実に閉められます。

防水と床の仕上げ

  • リョービの中心吊は生活防水が標準で、大理石・ジュータン・防水の仕様もあります。
  • 日本ドアーチエック製造には、防浸形と石張り・じゅうたん張りがあります。
  • 大鳥機工には、ST-8700 WPのような防水仕様があります。

清掃の薬品は腐食の原因になります。床洗剤や水が入らないようにします。

価格と交換

この表の3社は、公式に価格を出していません。ドア寸法・重量・床仕上げ・防水の有無で型が変わるので、型番を決めて見積を取ります。

交換では古い型の扱いを確かめます。大鳥機工の1001Sなどは2018年3月31日で廃番で、取替本体のみ受注生産です。リョービの現行品は、旧品と適用ドアサイズと閉じ力が異なります。リョービの保証は引き渡し日から1年間です。

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