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GUIDE / FINE-MESH

ファインメッシュとは?細目の織金網の種類(平織・綾織・畳織・磁性金網)と、メッシュ・線径・目開きの選び方

ろ過・ふるい分け・スクリーン印刷に使う細かい目の織金網(ファインメッシュ)の3つの種類、メッシュと目開きの違い、畳織の通過粒子、磁性金網、材質とJISの規格を、金網を自社で織るメーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

ファインメッシュは、細い金属線を細かい目に織った、ろ過やふるい分け用の金網です。織り方と線の材質で、目が四角い平織・綾織、横線を詰めて織る畳織、磁石につく線で織る磁性金網に分かれます。選ぶときは「何をこすか」「メッシュと線径」「線の材質」の3つを先に決めます。

ファインメッシュとは

ファインメッシュは、細い金属線を細かい目に織った金網です。ステンレスの線が多く、ろ過・ふるい分け・スクリーン印刷に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で織っていると公式で確かめられた細目の織金網を載せています。粗い目のクリンプ金網、樹脂や繊維のメッシュクロス、焼結金網やフィルターエレメントは載せていません。

3つの種類

  • 平織・綾織は、縦線と横線を交互に組んだ目が四角い金網です。例は八尾金網製作所のスクリーン印刷用金網です
  • 畳織は、太い縦線のあいだに細い横線を詰めて織り、斜めの小さなすき間で数十〜数µmの粒をこします。例は真鍋工業の綾畳織金網と、八尾金網製作所の純チタン線フィルター用畳織金網です
  • 磁性金網は、磁石につくステンレス鋼線で織ります。例は真鍋工業のマグネステン金網と、関西金網のKMGメッシュです

メッシュ・線径・目開き

  • メッシュは、25.4mm(1インチ)の間にある網目の数です
  • 目開きは線と線のすき間の長さで、ピッチは目開きと線径を足した長さです
  • 同じメッシュでも、線が太いと目開きは小さくなります。頼むときはメッシュと線径の2つを伝えます
  • 真鍋工業は、0.02mmの線で635メッシュ・目開き20ミクロンの金網を作り、それより細いものも作っています

畳織の細かさ

  • 真鍋工業の平畳織は50〜500メッシュ、綾畳織は100〜3600メッシュまで作れます
  • 真鍋工業の綾畳織3600メッシュは、縦0.025mm・横0.015mmの線で、通過粒子の参考値は4.0μmです
  • 畳織の開き目は正確に測りにくく、メーカーは参考値で示します。ろ過の精度は、実際の液や粉で試してから決めます

磁性金網

  • 真鍋工業のマグネステン金網は、折れた線が粉に混じっても磁石で取れます。150メッシュは線径0.065mm・目開き0.104mmです
  • 関西金網のKMGメッシュは、ダーマロイⅠ製なら線径0.6mm以下で350meshほどまで、KNM21製なら線径0.1mm以上で100meshまで織れます

材質と規格

  • ふつうはSUS304・SUS316・SUS316Lなどのステンレス鋼線で織ります
  • 塩素や薬品の強い所には、八尾金網製作所の純チタン線の畳織金網があります。チタンはステンレスより高価です
  • スクリーン印刷用は厚みを決めて織ります。八尾金網製作所の金網は、40meshで公称220µm、400meshで公称54µmです
  • 試験用ふるいの金網は、JIS Z 8801-1の規格で作ります。関西金網は全数を検査して出荷しています

価格

  • 価格を公開している製品はありません。メッシュ・線径・材質・幅で決まるので、見積もりで比べます
  • 真鍋工業はマグネステン金網の在庫表を出していて、150メッシュは幅1000mmを在庫しています
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