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GUIDE / BUILDING-STONE

石材とは?建物の床・壁・外構に使う石材(御影石・大理石・大谷石・天然石の複合パネル)の種類と、吸水率・厚さ・仕上げの選び方

建物の床・壁・外構を仕上げる石材の3つの種類、御影石と大理石と凝灰岩(大谷石・深岩石・笏谷石)の吸水率の違い、板の厚さとサイズ、仕上げの種類、軽い天然石の複合パネルの使いどころと値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

石材は、建物の床・壁・外構を仕上げる天然石の板や加工材です。建築石材とも呼びます。御影石・大理石の硬い石の板、大谷石などの凝灰岩の板、薄く切った天然石を芯材に貼った複合パネルの3つに分かれます。選ぶときは「中か外か、濡れるか」「どれくらい水を吸ってよいか」「重さをどこまで抑えたいか」の3つを先に決めます。

石材とは

石材は、建物の床や壁、外構を仕上げるために、天然石を板や決めた形に加工したものです。ビルの外壁やエントランス、ホテルのロビー、店舗や住宅の内装、外構の敷石や塀まで使います。

比較ページには、日本の会社が自社で採掘・加工するか、自社ブランドで作る石材を、各社の代表の石種・製品の単位で載せています。墓石や庭石、人工大理石、コンクリート製品、輸入品をそのまま売るだけのものは載せていません。

3つの種類

  • 御影石・大理石の板は、硬くて水を吸いにくい石です。例はタカタの稲田石、矢橋大理石のクレメンタイン、関ヶ原石材のハイドロストーンです
  • 凝灰岩の板は、柔らかく加工しやすい石です。例は大谷石産業とマルオカの大谷石、川田石材工業の深岩石、村上大理石の再生笏谷石です
  • 天然石の複合パネルは、薄く切った石をアルミハニカムや樹脂に貼った軽い板です。例は矢橋大理石のユニマーブルパネル、BOSストーンのHYD-AH、ユアハウスのライト・ストーンパネル レジェロです

吸水率の違い

  • 矢橋大理石のクレメンタインは、吸水率0.17%です
  • タカタの稲田石は、吸水率0.22%で、圧縮強度は167.48N/mm²です
  • 川田石材工業の深岩石は、吸水率14.1%です。見た目は大谷石に近く、川田石材工業は大谷石との一番の違いを強度としています
  • 凝灰岩は硬い石より水を吸います。マルオカの解説では、ミソが小さい細目の大谷石は、水による摩擦や凍害の影響を受けやすい石です

厚さとサイズ

  • 大谷石の板は、大谷石産業もマルオカも厚さ20〜60mm、長さ900mmまでの規格があります。どちらも1mm単位のオーダーカットに応じます
  • 川田石材工業の深岩石の板は、300×300、300×600、300×900mmが基本で、厚さは20mmから決められます
  • 村上大理石の再生笏谷石の床石は、240×840×20mmなどです。古材から作るので、古材の大きさの範囲で作ります
  • 複合パネルは、ユニマーブルパネルが厚さ21mm、HYD-AHが10〜70mm、レジェロが5mmです

仕上げの種類

  • タカタの稲田石は、本磨き・水磨き・バーナー・ビシャン・小叩きから選べます
  • 大谷石産業の大谷石は、ダイヤ挽き・チェーン挽き・リブ・ビシャン・コブだし・割肌などがあります
  • マルオカのダイヤ挽きの板は、ノコ目の跡が残らないよう仕上げの面を磨いています

複合パネルの使いどころ

  • ユニマーブルパネルは、天然石6mmとアルミハニカム15mmを貼った板で、重さは約23kg/㎡です。矢橋大理石は従来比で約1/3の軽さとしています。外壁や浴室のように、いつも濡れる壁には使えません
  • BOSストーンのHYD-AHは、天然石4mmをアルミハニカムに貼った板で、重さは15kg/㎡、1枚は最大2,400×1,200mmです
  • ユアハウスのレジェロは、ハサミで加工できる薄い大理石の板で、曲面の壁や什器に張れます

汚れ対策と値段

  • 関ヶ原石材のハイドロストーンは、光触媒の膜で外壁の汚れを雨水で流し落とす外装用の御影石です。目地のシーリング材はシリコーン系を避けます
  • 値段を公式に出しているのは、ユアハウスのレジェロだけです。石種Bの設計価格が35,000円/㎡〜(税別、輸入諸経費・送料別)で⁠す⁠。ほかは石種・寸法・数量で見積もりを取ります
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