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GUIDE / TRUCK-SCALE

トラックスケールとは?車ごと重さを量るトラックスケール(台貫)の種類(埋込式・地上式・簡易型)と、ひょう量・載台寸法・検定・価格の選び方

資源回収・産廃・生コン・飼料・港湾の現場で使うトラックスケール(台貫・看貫)の3つの種類、ピット式とピットレス式の違い、ひょう量と目量の決め方、取引に使うときの検定、基礎なしで置ける簡易型と軸重計を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

トラックスケールは、車をのせたまま積み荷ごと重さを量る大型のはかりです。台貫・看貫とも呼びます。置き方で、地面に沈める埋込式・地上に置く地上式・基礎なしで置ける簡易型と軸重計に分かれます。選ぶときは「何tまで量るか」「ピットを掘れるか」「取引に使うか」の3つを先に決めます。

トラックスケールとは

トラックスケールは、トラックを載台にのせて、車と積み荷を合わせた重さを量るはかりです。入るときと出るときに量り、その差で積み荷の重さを出します。資源回収・産廃・生コン・飼料・港湾など、重さで受け払いをする現場で使います。

荷重はロードセルで受け、指示計やデータ処理装置で伝票と記録を残します。鎌長製衡は、IP68のデジタルロードセルを使っています。

種類と違い

  • 埋込式(ピット型)は、地面にピットを掘って載台を沈め、地面と同じ高さにします。スロープが要らず、狭い構内でも置けます
  • 地上式(ピットレス型)は、平らな基礎の上に置き、前後のスロープで車を載せます。ピットを掘らないので基礎工事が安く済みます
  • 簡易型は、基礎を作らずに平らな場所へ置きます。工事が終われば次の現場へ移せます
  • 軸重計は、車の軸ごとに重さを量ります。過積載や左右の偏りを見るのに使います

ピット式とピットレス式の選び方

  • 構内が狭く、車がいろいろな向きから入るなら、ピット式が合います。宝計機製作所のTBM-30は、両脇に出っ張りがなく乗り入れ向きを選びません
  • 深く掘れない土地や、基礎工事を抑えたいならピットレス式です。大和製衡の解説では、地上式は土砂がたまりにくく清掃も手軽です
  • 泥や水が溜まりやすい場所には、ピットを深く取った型もあります。日本製衡所のNL-FC-3Nがその型です

ひょう量と目量の決め方

  • ひょう量は、車の自重と最大積載量を足した重さ以上にします
  • 鎌長製衡は8t〜80t、大和製衡のTS-MLC23Aは10t〜60tから選べます
  • 目量は表示の刻みで、鎌長製衡のTS型30tは10kg、田中衡機工業所のPDX-4LA-30は5kg・10kgです
  • 載台は車の長さに合わせます。30t前後の型で、鎌長製衡のTS型は3,000×7,500mm、田中衡機工業所のSC-4LB-40は3.0×8.0mです

取引に使うときの検定

  • 取引や証明に使うトラックスケールは、検定証印か基準適合証印が付いたものでなければなりません
  • 検定に合格したものも、2年に1回の定期検査を受けます
  • 社内の在庫管理や過積載の確認だけなら、検定の無い型も使えます

基礎なしで置ける簡易型と軸重計

  • 日本製衡所のNL-2V-3AWは、強固で平坦な場所なら基礎なしで置けます。10tダンプまで載せられます
  • 守隨本店のSJ2-10IIは、厚さ33mmのパッドを敷くだけで使え、設置と撤去は5分です
  • 大和製衡のKS-101Jは、車を走らせたまま軸ごとに量れます。通過速度は3〜20km/hです

価格と手入れ

  • 値段を公式に出しているメーカーは無く、どの製品も見積もりです。本体のほかに基礎工事がかかります
  • 雷や水没が心配な場所には、田中衡機工業所のPDX-4LA-30があります。ロードセルはIP68Kで、7年保証が付きます
  • 海沿いでは、宝計機製作所のように溶融亜鉛メッキや耐塩塗装で作れるメーカーを選びます
  • ピット式は、ピットの排水と泥の清掃を決めておきます
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