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GUIDE / SURFACE-ROUGHNESS-TESTER

表面粗さ測定器とは?粗さ計の種類(ハンディ型・据え置き型・光学式)と、測定長・分解能・測定力の選び方

部品の表面の凹凸をRa・Rzなどの数字で測る表面粗さ測定器(粗さ計)の3つの種類、触針式と非接触の光学式の違い、測定長と高さの分解能、測定力、規格への対応を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

表面粗さ測定器は、部品の表面の凹凸を、Ra・Rzなどの数字で測る測定器です。粗さ計・表面粗さ計とも呼びます。置き方と測り方で、手に持って測るハンディ型・検査室に据える据え置き型・光で触れずに測る光学式に分かれます。選ぶときは「どこで測るか」「測る長さ」「触れてよいか」の3つを先に決めます。

表面粗さ測定器とは

表面粗さ測定器は、削った・磨いた・めっきした部品の表面の細かい凹凸を、Ra・Rzなどの数字で測る測定器です。仕上げの良し悪しを数字で残せるので、検査成績書や加工条件の見直しに使います。

比較ページには、自社で作るメーカーの表面粗さ測定器を、各社の代表の型の単位で載せています。輪郭形状だけを測る測定機、真円度測定機、三次元測定機、顕微鏡は載せていません。粗さと輪郭を1台で測る複合機は載せています。

3つの種類

  • ハンディ型は、手に持って現場の部品をそのまま測ります。例はミツトヨの SJ-220 と、小坂研究所の Smart Surf ⁠⁠⁠です
  • 据え置き型は、検査室の台に据えて触針でなぞります。例はミツトヨの SV-2100M4、小坂研究所の SE500pro、東京精密の SURFCOM NEX 031 DX2 ⁠⁠⁠です
  • 光学式は、光で高さを読み、触れずに測ります。例は東京精密の Opt-scope Rex、三鷹光器の PF-60、ポリテックの Micro.View+ です

測定長と高さの分解能

  • ミツトヨの SJ-220 は、測定長が17.5mmです
  • 小坂研究所の Smart Surf は、駆動距離が25.5mmです
  • 小坂研究所の SE500pro は、測定長が55mm、高さの分解能が0.04nmです
  • ミツトヨの SV-2100M4 は、測定長が100mm、高さの分解能が0.0001μm(8μmレンジ)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 東京精密の Opt-scope Rex とポリテックの Micro.View+ は、分解能が0.01nmです

長い面を一度に測るなら据え置き型、ナノの細かい粗さを面で見るなら光学式にします。

触針式と光学式の使い分け

  • 触針式は、針の先で表面をなぞります。ミツトヨの SJ-220 と SV-2100M4 は、測定力が0.75mNです
  • 柔らかい樹脂やめっきの面には、触針の跡が付くことがあります
  • 光学式は触れずに測るので、傷を付けたくない物にも使えます。三鷹光器のポイントオートフォーカス式は、触針式の粗さ測定と高い相関があります

規格と電源

  • 小坂研究所の表面粗さ測定機は、JIS(2013/94/82)⁠・DIN・ISO・ASMEのパラメータで測れます
  • ミツトヨの SJ-220 は、従来の規格に加えてISO21920に対応しています
  • ミツトヨの SJ-220 は、ACアダプターと内蔵バッテリーのどちらでも動きます

取引先の図面がどの規格のRa・Rzかを、先に確かめておきます。

値段

今回載せた5社は、どこも値段を公式に出していません。方式と測る長さ・高さの範囲を決めてから、各社に見積もりを取ります。

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