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GUIDE / PROTRACTOR

プロトラクタとは?機械加工・板金で使うプロトラクタ(分度器)の種類(竿付き・ユニバーサルベベル・デジタル)と、精度・測定範囲・価格の選び方

部品や材料の辺に当てて角度を測るプロトラクタ(分度器)の3つの種類、分度器との違い、1本竿と2本竿・溝付きの違い、デジタルプロトラクターの精度と電池、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

プロトラクタは、物の辺に当てて、その角度を読む測定工具です。分度器・角度計とも呼びます。角度の読み方で、分度板の目盛を読む竿付きの型、副尺で細かく読むユニバーサル・ベベルの型、数字で表示するデジタルの型に分かれます。選ぶときは「どこまで細かく読むか」「何度まで測るか」「長さも測るか」の3つを先に決めます。

プロトラクタとは

プロトラクタは、分度板と竿が一体になった道具です。分度板と竿で物の辺を挟むように当てて、分度板の目盛で角度を読みます。竿に沿って材料にケガいたり、竿の目盛で長さを測ったりもできます。紙の上の線を測る分度器と違い、部品や材料の角を測るのに向きます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るプロトラクタを、各社の代表の型の単位で載せています。重力で傾きを測るデジタル角度計(傾斜計)、学用・製図用の樹脂の分度器、商社が自社ブランドで売る他社製の品は載せていません。

3つの種類

  • 竿付き(分度板)は、分度板の目盛を読む型です。例は新潟精機のプロトラクタ PRT-19 と、シンワ測定のプロトラクター No.19 ⁠⁠です
  • ユニバーサル・ベベル(副尺)は、主目盛と副尺で細かく読む型です。例はミツトヨのユニバーサル・ベベルプロトラクター 187-907-10 ⁠⁠です
  • デジタルは、液晶に数字で表示する型です。例は新潟精機の DUP-360AN と、シンワ測定のデジタルプロトラクター 62495 ⁠⁠⁠です

最小読取と精度

  • 竿付きの型は、新潟精機の PRT-19 もシンワ測定の No.19 も1°の目盛です。PRT-19 の精度は±20分です
  • ミツトヨの 187-907-10 は、副尺で5分まで読めます
  • 新潟精機の DUP-360AN は、1分または0.01°まで読め、指示誤差は±5分(0.08°)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • シンワ測定の 62495 は、0.1°まで表示し、角度精度は±0.3°⁠⁠⁠です

測定範囲と長さの測定

  • 新潟精機の PRT-19 は最大180°まで測れます
  • デジタルの型は一回りの角度を測れます。DUP-360AN は0〜360°、62495 は0〜359.9°⁠⁠⁠です
  • 長さも測るなら、竿の目盛を使います。PRT-19 は竿の目盛が端面から始まるので、デプスゲージとしても使えます。62495 は長さを0〜395mmの範囲で測れます

竿の本数と溝付き

  • 1本竿が代表の形です。分度板が当てられない形の物には、2本竿の型を使います
  • 溝付きの型は、留め具から約20mm外側の溝のネジで、竿と分度板をより強く留められます。シンワ測定は No.101 で溝付きの型を出しています

値段

  • 竿付きは、新潟精機の PRT-19 が1,200円(標準小売価格)、シンワ測定の No.19 が1,430円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ミツトヨの 187-907-10 は27,100円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • デジタルは、シンワ測定の 62495 が10,030円(税別)、新潟精機の DUP-360AN が88,000円(標準小売価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • デジタルの型は、どちらもボタン電池の CR2032 を使います
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