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GUIDE / MICROPLATE

マイクロプレートとは?細胞培養・ELISA・PCRで使うマイクロプレートの種類(96ウェル・384ウェル、平底・U底・V底)と、容量・色・価格の選び方

小さな穴を縦横に並べた樹脂の板、マイクロプレートの3つの種類(細胞培養用・測定とELISA用・PCR用)、96ウェルと384ウェルの違い、平底・U底・V底の使い分け、白・黒・透明の色の選び方、PCRプレートのスカート、容量と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

マイクロプレートは、小さな穴(ウェル)を96個や384個並べた樹脂の板です。マルチウェルプレートとも呼びます。使い方で、細胞を育てる細胞培養用・抗体を付けたり吸光度を測ったりする測定とELISA用・遺伝子を増やすPCR用に分かれます。選ぶときは「何に使うか」「ウェルの数と底の形」「装置に合う形か」の3つを先に決めます。

マイクロプレートとは

マイクロプレートは、小さな穴(ウェル)を決まった間隔で縦横に並べた樹脂の板です。多くの試料を一度に扱えるので、細胞の培養、ELISA、吸光度や蛍光の測定、PCRまで、研究室や検査室で広く使います。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社ブランドで売るマイクロプレートを、各社の代表の型番の単位で載せています。プレートリーダーなどの測定装置、保存用のディープウェルプレート、蓋やシールの単体、代理店が売る他社製品は載せていません。

3つの種類

  • 細胞培養用は、細胞が付いて増えやすいよう表面を処理した、滅菌済みのプレートです。例は、AGCテクノグラスの3860-096、住友ベークライトのMS-8096F、コーニングの3599です
  • 測定とELISA用は、抗体やタンパク質を付けたり吸光度を測ったりするプレートです。例は、AGCテクノグラスの3801-096、住友ベークライトのMS-8596F、サーモフィッシャーの442404、グライナーの655101、ワトソンの195-96Vです
  • PCR用は、熱に強いポリプロピレンでウェルの壁を薄くしたプレートです。例は、エッペンドルフのtwin.tec、サーモフィッシャーのMicroAmp N8010560、ワトソンの137-174Cです

96ウェルと384ウェル

  • AGCテクノグラスの付着性細胞用は、96wellが1ウェル0.35mL、384wellが0.125mLです
  • 384ウェルは試薬が少なく済み、多くの試料をまとめて扱うスクリーニングに使います
  • グライナーは1536ウェルのプレートもそろえています

底の形と色

  • 平底は、吸光度の測定や顕微鏡での観察に使います。ワトソンの平底は380µLです
  • U底とV底は、液を底の1点に集めたいときに使います。ワトソンのU底は330µL、V底は340µLです
  • 吸光度は透明、発光は白、蛍光は黒のプレートで測ります。住友ベークライトの解説では、白はクロストークが低く、黒は自己蛍光が小さくなります

PCRプレートのスカート

  • スカートはプレートの外周を囲む枠で、スカート付き・セミスカート・スカートなしがあります
  • エッペンドルフのtwin.tecは3つの形をそろえていて、384穴で1ウェル45µLの型もあります
  • ワトソンの137-174Cはスカートなしで、ハサミで好きな大きさに切れます
  • 装置ごとに合う形が決まっています。サーモフィッシャーのMicroAmp N8010560は、7500 Fastの装置には合わないと公式のFAQにあります

入れる液の量

  • コーニングの3599は、ウェル容量360µLに対して推奨ワーキングボリュームが75〜200µLです
  • AGCテクノグラスの3860-096は、0.35mLに対して推奨培地量が0.1〜0.2mLです

値段

  • 値段は箱やケース単位で、入数と税の区分が会社ごとに違います
  • AGCテクノグラスの3860-096は、50個で29,600円(標準価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • ワトソンの195-96Vは、100枚で20,700円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • エッペンドルフのtwin.tec 0030128680は、25枚で25,700円(税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • サーモフィッシャーの442404は、60枚で31,820円です
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