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GUIDE / KAEN-KENSHUTSUKI

火炎検出器とは?バーナーやプラントの炎を見張る火炎検出器の種類(紫外線式・赤外線多波長式・UV/IR式)と、検知距離・防爆の選び方

バーナーの火炎の有無やプラントの炎を見張る火炎検出器の3つの種類、検知距離と防爆の見方、水素の炎の監視、手入れの点をメーカーの公式資料から整理しました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

火炎検出器は、炎が出す紫外線や赤外線をとらえて、炎の有無を知らせる機器です。炎検知器・フレームディテクタとも呼びます。見る光で、紫外線式、赤外線多波長式、UV/IR式の3つに分かれます。バーナーの火炎監視なら紫外線式、広いプラントなら赤外線多波長式から見ていくと決めやすくなります。

火炎検出器とは

火炎検出器は、炎が出す光のうち、紫外線や赤外線をとらえて炎の有無を知らせます。ボイラーや工業炉のバーナーでは火が消えていないかを見張り、プラントや水素設備では出てはいけない炎を見張ります。

ビルの天井に付ける火災感知器や、機器に組み込むセンサー単体とは分けて考えます。

3つの種類

選ぶときは「何が燃えるか」「どこに付けるか」「どこまで見るか」の3つを先に決めます。

  • 紫外線式は、炎の紫外線を見ます。アズビルのAUD300C1000は、油とガスのバーナ火炎の紫外線を検出します
  • 赤外線多波長式は、複数の波長の赤外線を見ます。炎の赤外線は、波長4.4μm帯域にピークがあります
  • UV/IR式は、紫外線と赤外線の両方を見ます。Rosemount 975は、無機物の火災も感知します

検知距離の見方

検知距離は、どの炎を測ったかで数字の意味が変わります。

  • Infrex Eye(非防爆)は、60m先の33cm角ノルマルヘプタン火皿の炎を捉えます
  • Rosemount 965は、最大45mまで炎を検知します
  • 能美防災のPDCJ004-Eは、ガストーチの炎を10mで捉えます
  • 村上技研産業のBFL-3WWは、ライターの炎を15m先で検知します

炎の種類と大きさがそろっていないので、数字だけで順番を付けられません。自分の設備で見たい炎に近い条件で比べます。

防爆エリアで使うとき

可燃性のガスや蒸気がある場所では、防爆の型を選びます。

  • アズビルのAUD500は、耐圧防爆形です
  • 村上技研産業のBFL-3WWは、ExdⅡcT6です。水素とアセチレンガスにも使えます
  • 能美防災のPDCJ004-Eは、防爆構造です
  • Rosemount 965は、耐炎防爆モデルだけが危険場所で使えます

防爆の種類は場所のガスで変わるので、公式の資料で確かめます。

水素の炎を見張るとき

水素の炎は見えにくいので、水素を見られると公式に書いてある製品を選びます。

  • 村上技研産業のBFL-3WWは、水素やシランガスの透明な炎を検知します
  • Rosemount 975は、UV/IRのモデルが水素の火災を感知します

手入れと値段

受光窓が汚れると炎が見えにくくなります。Infrex Eye(非防爆)は受光窓の汚れを自動で確かめ、Rosemount 975は自動組み込みテストで光学と電子機器を確かめます。アズビルのAUD300C1000は、保守部品のキットで交換します。

表の7製品に公開価格はありません。見積のときに、組み合わせる制御器も一緒に確かめます。

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