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GUIDE / INFRARED-SENSOR

赤外線センサーとは?焦電・サーモパイル・反射型の原理と選び方

機器に組み込む赤外線センサーの種類、原理、検出距離、波長、電源と出力の選び方を、メーカー公式資料で確認。人感検知・温度検出・物体検知を分けて解説します。

2026年10月28日更新

この記事の答え

赤外線センサーは、赤外線を受けて人の動きや物体の有無、温度を検出する部材です。人の動きは焦電型、温度はサーモパイル型、照射光の戻りで物体を見るなら反射型を使います。距離だけで決めず、対象物・レンズ・温度差・出力と電源を一緒に確認します。

赤外線センサーとは

赤外線センサーは、目に見えない赤外線を電気信号に変え、機器の制御に使う素子・モジュールです。人感センサー、非接触温度センサー、フォトリフレクタなどは、目的も検出原理も違います。

比較ページは、自社で作るメーカーの製品を品番単位で並べています。光電センサ一体機、放射温度計、発光素子や交換用レンズだけの製品とは分けています。

焦電型・サーモパイル型・反射型の違い

  • 焦電型は、人体などから届く赤外線の変化を拾います。日本セラミックのD4-446-AAは天井用のクワッド型で、I²Cで信号を読み出します
  • サーモパイル型は、受けた赤外線に応じて電圧を出します。温度への換算には基準となる温度も使います。A3D01S-CU-50-300は感熱ローラー用、SMH-01B11は温度分布を読むアレイ型です
  • 反射型は、自分で赤外光を出し、対象物から戻る光を受けます。SG-105は物体の有無を読む型、GP2Y0A21YK0Fは距離を読む型です

原理は日本セラミックの解説⁠、温度への換算はセイコーNPCの解説⁠を参照しています。

人感検知は、動きと温度差を見る

  • 焦電型は、止まった人を検出できない場合があります。EKMB1101111も赤外線の変化を拾うため、在席判定では静止中の扱いを機器側で決めます
  • パナソニックのEKMB1101111は、対象と周囲の温度差4℃で最大5mです。温度差や移動方向で検出が変わります
  • D4-446-AAは、X軸146°、Y軸156°の視野角を持ちます。素子の視野角だけでは距離は決まらず、レンズと検出条件も確認します

EKMB1101111は公式の英語仕様書Ver.6.1の値です。発注前に現行の採用仕様書を取り寄せます。

検出距離と測定条件を分ける

  • シャープのGP2Y0A21YK0Fは、測距範囲10〜80cmです。GP2Y0A02YK0Fは、20〜150cmです
  • コーデンシのSG-105は、最適検出距離の代表値が0.8mmです。検出できる上限距離という意味ではありません
  • 新光電子のKR1210-AA05は、光電流の測定に反射率90%の紙と距離6.5mmを使います。保証された検出範囲ではありません

対象物の色・表面・反射率と背景を、実際に使う状態で確かめます。

対象温度・波長・応答で選ぶ

  • 日本セラミックのA3D01S-CU-50-300は、検知対象温度-20〜400℃、本体の使用温度-20〜100℃です。対象が熱くても、本体まで同じ温度では使えません
  • セイコーNPCのSMH-01B11は、64画素、全視野角35°です。動作温度は-20〜100℃、温度特性の確認範囲は5〜45℃です
  • SEMITECの10TP583Tは、時定数が代表15msです。温度補償用のサーミスタを組み合わせています
  • 浜松ホトニクスのT15770は、中心感度波長4.45μmの炎検知用です。KR1210-AA05の発光ピーク940nmとは、受光側と発光側の仕様を区別します

電源・出力・価格を確認する

  • D4-446-AAはDC1.8〜5.5V、A3D01S-CU-50-300はDC4.5〜5.5Vです。LED順電流や耐圧の最大定格を、そのまま電源の動作電圧にしません
  • アナログ電圧を機器側で処理するか、I²CやSMBusで読むかを決めます。SMH-01B11はI²Cで画素ごとの温度を出します
  • SEMITECの10TP583Tは、公式サンプルショップで10個セット8,800円です。商品本文に税区分の記載はなく、量産単価とも分けて扱います

比較ページに、品番ごとの公式ページ・仕様書と価格の出典を載せています。必要数量と検出条件を伝えて見積もりを取ります。

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