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GUIDE / ZENNEJI-CUTTER

全ネジカッターとは?充電式・インパクト取付・手動の種類と、切断能力・質量・価格の選び方

吊りボルト(全ねじ)を現場で切る全ネジカッターの4つの種類、W3/8とW1/2の切り分け、ステンレスの可否、質量、1充電の作業量、価格を、メーカーの公式資料で整理しました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

全ネジカッターは、吊りボルトなどの全ねじを、ねじ山に合わせた刃で挟んで切る工具です。動かし方と使い道で、充電式・インパクト取付型・手動式・穴あけ兼用に分かれます。選ぶときは「切る本数」「ねじの太さ」「ステンレスの有無」の3つを先に決めます。

全ネジカッターとは

全ネジカッターは、頭がなく棒状のねじである全ねじを現場で切る工具です。全ねじは長ネジボルト・寸切ボルト・吊下げボルトとも呼びます。電気・空調・配管の工事で、天井から機器や配管を吊るボルトの長さをそろえるときに使います。

比較ページには、自社ブランドの全ネジカッターを、各社の代表の型の単位で載せています。替刃だけの品、中古品、他社製品を売る商社の品は載せていません。

4つの種類

  • 充電式:電池で動かして切ります。例は工機ホールディングスのCL18DSL、マキタのSC103D、パナソニックのEZ45A9です
  • インパクト取付型:手持ちのインパクトドライバーに付けて切ります。例は未来工業のMC-BA3です
  • 手動式:ハンドルやラチェットを手で動かして切ります。例は松阪鉄工所のAB-43WとRAB-3W、ネグロス電工のMAKSG、スーパーツールのNK3Wです
  • 穴あけ兼用:全ねじの切断とレースウェイの穴あけを1台でこなします。例はマーベルのMCP-3810です

ねじの太さで選ぶ

  • W3/8を切るだけなら、この記事の製品はどれも切れます
  • W1/2も切るなら、パナソニックのEZ45A9、松阪鉄工所のAB-43W、ネグロス電工のMAKSGから選びます
  • M10やW5/16は、別売の刃に替えて切る製品が多いです。工機ホールディングスのCL18DSLは、W3/8以外のカッタを付けるときにスペーサを使います

ステンレスを切るなら

  • W3/8のステンレスは、工機ホールディングスのCL18DSL、マキタのSC103D、パナソニックのEZ45A9、ネグロス電工のMAKSGが切れます
  • 松阪鉄工所のRAB-3Wも切れますが、一部の品は切断後にバリが出ます
  • 未来工業のMC-BA3は切れません。松阪鉄工所のAB-43Wは適しません

重さと作業量

  • 充電式の質量は、マキタのSC103Dが2.8kg、工機ホールディングスのCL18DSLが3.1kg、パナソニックのEZ45A9が3.75kgです
  • 手動式の質量は、松阪鉄工所のRAB-3Wが2.3kg、AB-43Wが6.20kg、ネグロス電工のMAKSGが9.0kgです
  • W3/8軟鋼を1充電で切れる本数は、工機ホールディングスのCL18DSLが約1,300本、マキタのSC103Dが約700本、パナソニックのEZ45A9が約620本です。電池の違いがあるので、そのままは比べられません

値段

  • 工機ホールディングスのCL18DSLは、本体のみで72,700円、電池と充電器付きで122,600円です(税別)
  • パナソニックのEZ45A9は、3.0Ah電池2個付セットで226,600円です(税抜)
  • ネグロス電工のMAKSGは118,400円です(税区分の記載なし)
  • マーベルのMCP-3810は74,800円です(税込・参考価格)
  • 付属品と税区分がそろわないので、この金額だけで高い安いは決められません

使うときの注意

  • 刃のねじ山と全ねじの山を合わせて切ります。合わないと切り口が変形し、刃も傷みます
  • 切った全ねじの落下に気をつけます。高所では本体が落ちないようワイヤーなどで保持します
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