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GUIDE / THREAD-ROLLING-MACHINE

転造盤とは?平ダイス・プラネタリ・丸ダイス・3ダイスの種類と、転造荷重・加工径・価格の選び方

ねじやウォーム、スプラインを削らずに作る転造盤の4つの種類、切削との違い、荷重と加工径の見方、CNC機でできることを、メーカーの公式資料でまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

転造盤は、ダイスで素材を転がしながら押し、ねじなどの形を削らずに作る機械です。ダイスの形と数で、平ダイス式・プラネタリ式・丸ダイス式・3ダイス式に分かれます。量産のボルトや小ねじは平ダイス式、ウォームやスプラインは丸ダイス式、薄肉の中空部品は3ダイス式で選びます。今回の5社9製品に公開価格は無く、型式を決めて見積を取ります。

転造盤とは

転造盤は、棒状の素材をダイスで転がしながら押して形を作る機械です。ローリングマシン、転造機とも呼びます。削らないので切りくずが出ません。

比較ページには、日本の会社が自社で作る転造盤を、代表の型の単位で載せています。転造用のダイス、中古機、転造の受託加工は載せていません。

4つの種類

  • 平ダイス式は、平らなダイスの片方を固定し、もう片方を往復させます。例は三明製作所のTHI-10R EVOLUTIONと、谷坂鉄工所のTSR-203・TSR-04です
  • プラネタリ式は、固定の扇形ダイスと回る丸ダイスの間に素材を通します。例は三明製作所のTHI-SRD80です
  • 丸ダイス式は、ローラーの形のダイスで素材を挟みます。例はニッセーのFA-20/CNC、ツガミのR17NC-Ⅱ・R16A-Ⅱ、西島のNTRシリーズです
  • 3ダイス式は、3個の丸いダイスで3方向から押します。例はニッセーのA22Bです

切削との違い

  • 転造は押して延ばし、切削は切って削ります
  • 転造はファイバーフローが切れません
  • ニッセーの資料では、強度は切削の約2倍、生産性は最大20倍になる場合があります

荷重と大きさの見方

  • 三明製作所のTHI-10R EVOLUTIONの転造圧は、7,000kgです
  • ツガミのR17NC-Ⅱの最大転造力は、170kNです
  • ニッセーのFA-20/CNCの最大転造圧力は、200kNです
  • 谷坂鉄工所のTSR-04の加工範囲は、M2〜M4です。TSR-203はM6〜M12です

選ぶときの順番

  • 作る形を決めます。ねじだけか、ウォームやスプラインまで作るかで方式が変わります
  • 径と長さを決め、加工径とねじ部の長さが足りる型式に絞ります
  • 素材の材質と硬さをメーカーに伝え、荷重が足りるかを確かめます
  • ダイスと転造油を、機械と一緒に確かめます
  • 値段は公開されていないので、型式を決めて見積を取ります
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