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GUIDE / TEKKO-YASURI

鉄工ヤスリとは?種類・目の違い・サイズの見方と選び方

金属を手で削って整える鉄工ヤスリの、複目・ステンレス用・精密ヤスリと組ヤスリの違い、荒目から油目までの目の選び方、刃長で呼ぶサイズの見方を、国内で作るメーカーの型番で説明します。

2026年11月1日更新

この記事の答え

鉄工ヤスリは、鉄などの金属を削って形や面を整える、手で使うヤスリです。使い道で、普段の仕上げに使う複目の鉄工ヤスリ、ステンレスなどに合わせた材料別ヤスリ、細かい仕上げ向けの精密ヤスリ・組ヤスリの3つに分かれます。形状は削る面に、目の粗さは仕事の段階に合わせて選びます。

鉄工ヤスリとは

鉄工ヤスリは、鉄を中心とする金属を手で削るヤスリです。エンジニアズファイルとも呼びます。機械加工のあとの手仕上げや、角を落とす作業に使います。

  • 平・半丸・丸・角・三角などの形があり、削る面の形に合わせて使い分けます
  • 目の粗さは荒目・中目・細目・油目で、荒目がいちばん粗く、油目がいちばん細かい目です
  • 長さは全長ではなく刃長で呼びます。柄の部分は含めません

種類は3つ

  • 複目の鉄工ヤスリは、目を交差させて立てた、いちばん普通の型です
  • 材料別ヤスリは、ステンレスのような粘い金属に合わせて目の形を変えた型です
  • 精密ヤスリ・組ヤスリは、目が細かく、小さな部品や金型の細かい所を仕上げる型です

複目の鉄工ヤスリで選ぶ

  • ツボサンの平HI20002は、200mmの中目で、幅21.0mm・厚み5.0mmです。平は150mmから400mmまであります
  • ワタオカの鉄工用やすりは柄付きで届き、平・半丸・丸・角・三角の5形状から選べます。呼び寸法は150mmと200mmです
  • 柄沢ヤスリの鉄工ヤスリは、炭素鋼SK120で作り、楕円を含む6形状があります

ステンレス用で選ぶ

  • ツボサンのHI20005は切削用で、平200mm・幅21.0mm・厚み5.0mmです
  • ワタオカのステンレスやすりは、特殊目のユニカットです。切削粉の逃げが良く、粗削りに使えます

精密ヤスリ・組ヤスリで選ぶ

組ヤスリの「○本組」は大きさの呼び名で、セットの本数ではありません。数字が大きいほど小さくなります。

  • 柄沢ヤスリの組ヤスリは、合金工具鋼SKS8で、5本組から12本組までの4種です
  • 広島鑢製造所の精密鉄工ヤスリ05-3068は、200mmの平で、幅20.0mm・厚み3.5mmです
  • 広島鑢製造所の5本組の平01-0501は、幅7.6mm・厚み1.5mmで、目は標準の#6のほか#4と#3があります

値段

今回の8製品は、公式の製品ページに税区分つきの値段がありません。ワタオカは自社のオンラインショップで売り、ツボサンは取扱店で値段を確かめるよう案内しています。

使うときと手入れ

  • 柄を付けて使います。ツボサンは長さごとに合う木柄を出していて、200mmの平はME900Mです
  • 削りくずが目に詰まったら、ヤスリブラシで落とします
  • 単目や左利き用、カタログに無い形は、ワタオカや広島鑢製造所に相談すると作ってもらえます
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