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GUIDE / SANDER

サンダーとは?種類(ランダム・オービタル・ベルト・ディスク⁠)の違い、エアと電動の選び方、振動の決まり

研磨ペーパーやベルトを動かして面を削る・磨く手持ちの工具、サンダーの4つの種類と違い、グラインダーとの違い、エア式と電動・充電式の選び方、オービット径の見方、振動障害予防の指針の決まり、値段を、メーカーの公式資料と厚生労働省の指針をもとにまとめました。

2026年10月23日更新

この記事の答え

サンダーは、研磨ペーパーやベルトを動かして、木・金属・樹脂・塗装の面を削ったり磨いたりする手持ちの工具です。動き方でランダム(ダブルアクション)・オービタル・ベルト・ディスクの4つに分かれ、動力はエア(圧縮空気)と電動・充電式があります。選ぶときは「何をするか(粗削り・仕上げ・バリ取り・さび落とし)」「工場にエアがあるか」「粉と振動をどう抑えるか」の3つを先に決めます。

サンダーとは

サンダーは、ペーパーやベルトを一定の動きで当てて、面を削る・磨く・バリを取る・さびや塗装を落とす工具です。手で磨くより速く、仕上がりもそろいます。板金・塗装・木工・金属加工の工場と、建設や設備の現場で使います。

  • 手で持って当てる工具なので、大きな部品でも機械に載せずに磨けます
  • ペーパーの番手を替えれば、粗削りから仕上げまで1台で使えます
  • 据え置きのベルト研磨機や両頭グラインダーは、研磨機のページで比べています

種類と違い

ランダム(ダブルアクション)

丸いパッドが自分で回りながら小さな円を描いて振れるので、削った跡が重ならず、ムラが出にくい型です。HiKOKIは、回転軸をずらしながら回すので研削の力が高く、ムラのない仕上がりになると案内しています。塗装の足付け・パテ研ぎ・木工の仕上げに広く使います。

オービタル

パッドを小さな円の軌道で細かく振るだけの型です。削る量は少なめで、平らな面をきれいに仕上げます。角形のパッドなら角や壁ぎわまで届きます。

ベルト

前後のローラーに掛けた輪のベルトを一方向に回して削ります。幅100mm前後の電動は板や木材の広い面を、幅6〜20mmの細いエア式・充電式は溶接ビードやバリ、狭い所を削ります。空研は、いちばん手に入りやすいベルトは12mm幅か20mm幅と案内しています。

ディスク

円板のペーパーを一方向に回して当てます。削る力が強く、さびや古い塗装を一気に落とせますが、表面は荒れるので、仕上げはランダムかオービタルに持ち替えます。

サンダーとグラインダーの違い

  • サンダーは研磨ペーパーやベルトを当てて、面を削る・磨く工具
  • ディスクグラインダーは砥石を回して、削る・切る工具
  • ディスクサンダーは見た目が似ていますが、ペーパーの円板を使い、回転を下げて面を整える作業に向きます(HiKOKIの電子ディスクサンダ S18Vは1,500〜4,800min⁻¹)

エア式と電動・充電式の選び方

エア式

工場にコンプレッサーと配管があるならエア式です。軽い型が多く、表では0.56kg(コンパクト・ツール 923CD)⁠か⁠らあります。コンプレッサーの出力と空気消費量を先に合わせます。TONEはADS50MSに出力3kW以上のコンプレッサーを勧めています。

電動・充電式

エアのない現場や外回りでは電動か充電式にします。電動のランダムはHiKOKI SV13YBが19,700円(税別)、ボッシュ GEX 125-1 AEが23,500円(税抜)で⁠、エア式より値段は低めです。日東工器のベルトン CLB-20は36Vのバッテリで動くベルトサンダです。

オービット径の見方

  • オービット径(オービットダイヤ)が大きいほど一度に削る量が多く、小さいほど細かく仕上がります
  • 表では3Mの33626が8mm、コンパクト・ツール 923CDが7mm、多くの型が5mm、埼玉精機 U-625LDが3mmです
  • ボッシュ GEX 125-1 AEのように、1.25mmと2.5mmを切り替えられる型もあります

振動と粉の決まり

厚生労働省の「チェーンソー以外の振動工具の取扱い業務に係る振動障害予防対策指針」は⁠、サンダーを対象工具に挙げています。

  • 振動値と使う時間から出す日振動ばく露量を5.0m/s²以下にします
  • 2.5m/s²を超えるなら、使う時間を減らすか、振動の低い工具を選びます
  • 一続きの作業は30分以内にし、そのあと5分以上休みます

振動値はメーカーの公式資料や取扱説明書に書いてあります。表では空研のベルトサンダー KBS-10Aが0.7m/s²でいちばん低い数字です。粉の出る作業は、吸塵式のサンダーか集じん機を使い、防じんマスクを着けます。

値段

値段を公式に出しているのは表の一部です。エア式の吸塵式ダブルアクションでは、TONE ADS50MSの47,000円から、コンパクト・ツール 923CDと埼玉精機 U-551Dの58,000円までです。値段を出していないメーカーは、販売店に型番を伝えて見積もりを取ります。

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