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GUIDE / PUNCH-TOOL

ポンチとは?センターポンチ・自動ポンチ・ピンポンチの違いと、使い方・選び方

ドリルの穴あけ前の位置決めやピンの抜き差しに使うポンチの3つの種類、センターポンチとピンポンチの違い、自動ポンチ(オートポンチ)の打つ力の調整、焼入鋼やステンレスに打つときの超硬チップ、ピンポンチの太さの選び方と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

ポンチは、金属に穴の位置の印を打ったり、ピンを抜き差ししたりする工具です。先のとがったセンターポンチ、押し込むだけで打てる自動ポンチ(オートポンチ)、先の平らなピンポンチに分かれます。選ぶときは「印を打つのかピンを抜くのか」「ハンマーを振れる場所か」「打つ材料が焼入鋼やステンレスのように硬いか」の3つを先に決めます。

ポンチとは

ポンチは、ドリルで穴をあける前に、金属の上へ小さなくぼみを打って位置を決める工具です。くぼみがドリルの先を受けるので、ドリルが金属の上で滑らず、決めた位置に穴があきます。機械を分解するときに、平行ピンやテーパーピンを打って抜くのもポンチの仕事です。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売るポンチを、各社の代表の型の単位で載せています。文字を打つ刻印、プレス金型のパンチ、紙や皮に穴をあける穴あけポンチ、釘締めは載せていません。

3つの種類

  • センターポンチは、先が円すい形にとがった棒をハンマーで打ちます。新潟精機の TCP-L、小山刃物製作所の E-7、清水製作所の 12005 などがあります
  • 自動ポンチ(オートポンチ)は⁠、握って押し込むと中のばねが先を打ち出します。新潟精機の AP-L、TONEの CPGA160、KTCの UDP-4、エンジニアの TZ-14 があります
  • ピンポンチは、先が平らな棒でピンを打って抜き差しします。新潟精機の P-5、小山刃物製作所の E-8、KTCのノックピンポンチ PK-5190 などがあります

センターポンチの使い方

  • 穴の中心に先を当て、ハンマーで打ってくぼみを付けます
  • TONEの工具コラムでは、何度も叩かずに一撃で済ませるか、軽く叩いて位置を決めてから強く打つよう案内しています
  • 材料は手で持たず、万力などで固定してから打ちます
  • ガラスやプラスチックのように割れやすい物には打ちません

自動ポンチの選び方

  • ハンマーがいらないので片手で打てます。TONEの CPGA160 は、上向きの作業でも正確に打てると案内しています
  • 打つ強さは、新潟精機の AP-L は後ろのキャップをゆるめて、エンジニアの TZ-14 はキャップを回して、TONEの CPGA160 はグリップを回して変えます
  • 続けてたくさん打つなら、新潟精機の AP-L のように手の平を守るパームプロテクタの付いた型が楽です
  • 先がすり減ったら、KTCの UDP-4 は交換用ポンチ UDP-4-1 に、TONEの CPGA160 は別売りの先端ビットに替えます

硬い材料に打つとき

  • 焼入鋼やステンレスには、先に超硬チップを付けた型を選びます
  • 新潟精機の超硬チップ付センターポンチ TCP-L は、硬度HV520程度の焼入鋼まで打ち込めます
  • 小山刃物製作所の超硬センターポンチ E-7 は、ステンレスやダイス鋼に打てると案内しています

ピンポンチの選び方

  • 抜くピンと同じ太さのピンポンチを当て、ハンマーで軽く叩いて抜き差しします
  • 新潟精機のピンポンチは P-2 から P-8 までそろい、P-5 は先端5mm、全長150mmです
  • 高芝ギムネ製作所のピンポンチは、2.5mmから6.0mmまであります
  • KTCのノックピンポンチは、転がりにくい六角形の本体にチャッキング用のゴムが付いています

値段

  • 新潟精機は標準小売価格を出していて、ピンポンチ P-5 が1,800円、超硬チップ付センターポンチ TCP-L が2,600円、超硬チップ付自動ポンチ AP-L が8,300円です
  • TONEのオートセンターポンチ CPGA160 は3,200円(税抜)、KTCのオートポンチ UDP-4 は4,210円(税別)、エンジニアのオートポンチ TZ-14 は2,013円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 清水製作所のセンターポンチ 12005 は2,090円(税込)、神沢鉄工の超硬チップ付センターポンチ大 K-513 は1,837円(税込)⁠で⁠⁠⁠⁠す
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