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GUIDE / MOKKO-ROUTER

木工用ルーター・トリマとは?トリマとルータの違いと、回転数・ビット軸径・価格の選び方

木材の面取り・溝切り・飾り加工に使う木工用ルーター・トリマの種類、コード式と充電式、回転数・ビット軸径・上下の移動量・集じん・価格をメーカー公式資料で確認します。

2026年11月4日更新

この記事の答え

木工用ルーター・トリマは、高速で回るビットで木材の縁を面取りし、溝を彫る手持ちの電動工具です。選ぶときは「縁か深い溝か」「電源のある場所か」「使うビットの軸径」の3つを先に決めます。片手で縁を仕上げるならトリマ、深い溝や窓抜きならルータです。本体のみの価格には電池・充電器の費用を足して比べます。

木工用ルーター・トリマとは

ベースを材料に当て、下に突き出たビットを高速で回して木材を削る工具です。家具・建具の縁の面取り、溝切り、飾り面、化粧板の切りそろえに使います。数値制御で動く据え置きのNCルータとは別の機械です。

比較ページには、国内で公式に案内される業務用の代表型式を載せています。家庭用だけの品、海外ブランドを売る総代理店、中古品、販売終了品、ビットやガイドだけの品は含めません。据え置きの機械はNCルータの比較⁠で扱います。

トリマとルータの違い

  • トリマは片手で持つ小型の機械です。京セラのATR51とATRE60Vは6mm、工機ホールディングスのM3608DAは8mmと6mmの軸のビットを使います
  • ルータは両手で持つ大型の機械です。マキタのRP2301FCはチャック孔径12mm、昇降範囲0〜70mmで、深い溝や大きな面取りに向きます
  • 工機ホールディングスのM3612DAは、12mm・8mm・6mmの軸のビットを使えるコードレスのルータです。上下に50mm動きます

コード式と充電式

  • コード式は作業場で長く削るときに向きます。ボッシュのPRO GLF 55-6は550W、京セラのATRE60Vは550W、マキタのRP2301FCは1,430Wです
  • 充電式は電源の無い現場で使えます。マキタのRT51Dは18V、ボッシュのPRO GKF 18V-8は18.0V、工機ホールディングスのM3608DAとM3612DAは36Vのマルチボルト蓄電池で動きます
  • M3608DAは、2.5Ahの電池で構造用合板t9mmを8mmストレートビットで約50m切れます。数値は参考値です
  • 同じメーカーでも電池を共用できるとは限りません。M3608DAとM3612DAは、従来のBSL18XXシリーズなどの蓄電池を使えません

回転数とビット軸径

材料とビットに合わせて回転を変えられるかを見ます。

  • 京セラのATR51は30,000min⁻¹、ボッシュのPRO GLF 55-6は33,000min⁻¹の一定の回転です
  • 京セラのATRE60Vは16,000〜30,000min⁻¹、マキタのRT51DとボッシュのPRO GKF 18V-8は10,000〜30,000min⁻¹の間で変えられます
  • ビット軸径は本体のコレットに合わせます。PRO GKF 18V-8は6mm・8mm・1/4インチのコレットに対応します

削り方と手入れ

  • マキタのRT51Dの取扱説明書では、溝切りの1回の切り込み深さを3mm以下にしています。深い溝は2〜3回に分けて彫ります
  • 墨線を見ながら削るなら、京セラのATR51のような透明ベースが便利です
  • 削りくずは集じん機で吸います。M3608DAとPRO GLF 55-6は集じんアダプタが付き、M3612DAは別売のダストコレクタセットでつなぎます

重さ・価格

  • 質量は電池の有無をそろえます。ATRE60Vは1.2kg、ATR51は1.3kg、PRO GLF 55-6は1.4kgです。M3608DAは蓄電池装着時1.9kg、PRO GKF 18V-8はバッテリーなしで1.1kgです
  • 京セラのATR51は22,300円、ATRE60Vは35,300円、ボッシュのPRO GLF 55-6は17,500円で、どれも税抜です
  • 充電式の本体のみは、工機ホールディングスのM3608DAが38,700円、M3612DAが58,800円で、どちらも税別です。マキタは公式の取扱説明書に価格の記載がありません

価格は実売価格ではありません。手持ちの電池を使えるか、ガイドやコレットが付くかまで確認して購入費を比べます。

各型式の公式資料は比較ページの出典⁠にまとめています。確認日は2026年11月4日です。

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