口コミを書く
GUIDE / KEGAKI-BARI

ケガキ針とは?金属加工で使うケガキ針(スクライバー)の種類(棒型・L字・曲針・ペン型)と、先端の材質・硬さ・価格の選び方

材料に線を引くケガキ針(スクライバー)の2つの形、超硬チップとふつうの針の違い、先端の硬さHRA、替針と替芯、長さと値段を、メーカーの公式の値で説明します。

2026年11月2日更新

この記事の答え

ケガキ針は、金属などの材料に加工の目印になる線を引く針です。スクライバーとも呼びます。形で、鋼の軸の先に針を付けた棒型と、針を本体にしまえるペン型に分かれます。選ぶときは「先端の材質」「先端の形」「替針の有無」の3つを先に決めます。

ケガキ針とは

ケガキ針は、鋼・真鍮・プラスチック・ガラスなどの材料に、切る位置や穴をあける位置の線を引く針です。線は材料の表面に付けた傷なので、油や水では消えません。そのぶん、仕上げ面に引く前に位置を確かめます。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社ブランドとして売るケガキ針を、各社の代表の型の単位で載せています。他社に作らせた品を売る販売店の品、海外メーカーの品を輸入して売る会社の品、替針だけの品は載せていません。

2つの形

  • 棒型(直針・L字・曲針)は、鋼の軸の先に針を付けた形です。力を入れて引けます。例は新潟精機の超硬ケガキ針 L字型 KW、シンワ測定のケガキ針 BKW型、PB Swiss Tools の PB 700 ⁠⁠⁠です
  • 先をL字や曲針に曲げた型は、部品の側面など見えにくい所にも線を引けます
  • ペン型(収納式)は、針を本体にしまえる形です。軽く、胸ポケットに差して持ち歩けます。例は新潟精機の超硬ペンシルケガキ針 SC-P と、シンワ測定のケガキ針 Cペンシル型です

先端の材質と硬さ

  • 先端を超硬チップにした型は、硬い鋼やガラスにも線を引け、先が減りにくくなります
  • 先端の硬さは、新潟精機の KW がHRA87、シンワ測定の BKW型がHRA90.5、Cペンシル型がHV1,500〜1,700です
  • HRAは、ダイヤモンド円錐を押し込んだときのくぼみから求めるロックウェル硬さです
  • PB Swiss Tools の PB 700 は、バネ鋼ベースの特殊合金で、弾性と硬さを両立させています

長さ・太さ・先端角度

  • 棒型の全長は、新潟精機の KW が224mm、PB 700 が190mmです
  • ペン型の全長は、新潟精機の SC-P が145mmです
  • 細い線を引くなら、シンワ測定の Cペンシル型は針径1mmです
  • 新潟精機は先端角度を書いていて、KW が55°、SC-P が50°⁠⁠⁠です

替針と手入れ

  • 新潟精機は、KW に直型と曲型の替針、SC-P に5本入の替芯を用意しています
  • シンワ測定の Cペンシル型と PB 700 も、針を交換できます
  • 先が減ると線が太くなります。そのときは替針に替えます
  • 針先は鋭いので、使わないときはしまうかキャップをします

値段

  • 値段を公式に出しているのは新潟精機とシンワ測定です
  • 新潟精機の KW は2,700円、SC-P は1,800円です(標準小売価格)
  • シンワ測定の BKW型は2,000円、Cペンシル型は1,760円です(税別)
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉