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GUIDE / HATSURI-KOGU

はつり工具とは?電動ハンマ・充電式ハンマ・エアピックハンマ(チッパー)の種類と、打撃エネルギー・重さ・シャンク・価格の選び方

コンクリートのはつり・溝掘りに使うはつり工具の3つの種類(AC100Vの電動ハンマ・充電式ハンマ・エアピックハンマ)、⁠打⁠撃エネルギーと打撃数の見方、六角シャンクとSDSマックスの違い、振動と粉じんの対策、値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

はつり工具は、コンクリートや石を、先に付けたブルポイントやチゼルの打撃で削り砕く手持ちの工具です。はつり機・電動ピックとも呼びます。動かす力で、AC100Vの電動ハンマ・蓄電池の充電式ハンマ・圧縮空気のエアピックハンマ(チッパー)に分かれます。選ぶときは「電源か空気か」「先端の差し込み」「重さと振動」の3つを先に決めます。

はつり工具とは

はつり工具は、回転させずに打撃だけでコンクリートを削り砕く工具です。改修工事の溝掘り、配管まわりの穴広げ、床や壁の目荒らしに使います。回転と打撃で穴をあけるハンマドリルとは別の工具です。

比較ページには、日本法人のある会社が自社で作るか自社グループの製品として売るはつり工具を、各社の代表の型の単位で載せています。大型のハンドブレーカー、重機に付ける油圧ブレーカー、さび落とし用の工具は載せていません。

3つの種類

  • 電動ハンマ:AC100Vのコードで動きます。HiKOKIのH41SA4は、打撃エネルギー10Jで質量4.5kgです
  • 充電式ハンマ:蓄電池で動き、コードを引きません。HiKOKIのH3641DBは36Vで、打撃エネルギー10Jです
  • エアピックハンマ:コンプレッサーの圧縮空気で動きます。ライトピックハンマ・チッパーとも呼び、モーターが無い分軽くなります

打撃エネルギーと打撃数

  • 打撃エネルギーは1打の強さで、単位はJです。京セラのACH462は8.8J、ボッシュのGSH 5は7.5Jです
  • 打撃数は1分あたりの打つ回数です。ヒルティのTE 500-AVRは、無負荷で3,510回/分です
  • 1打を重くした型もあります。TOKUのN-3Pはストロークを長くとり、打撃数を1,700回/分に抑えています
  • マキタのHM0871Cは、打撃数を1,100〜2,650回/分の間で変えられます

先端の差し込み(シャンク)

  • 六角シャンクの機種は、HiKOKIのH41SA4・H3641DBと京セラのACH462です
  • SDSマックスの機種は、マキタのHM0871C・ボッシュのGSH 5・ヒルティのTE 500-AVRです
  • エアのチッパーは機種ごとに形が違います。NPKのチッパは丸込み(R)と角込み(H)から選びます
  • ブルポイントやチゼルは、本体の差し込みに合うものを買います

振動と粉じんの対策

  • 振動は振動3軸合成値で比べます。ヒルティのTE 500-AVRは8.2m/s²、HiKOKIのH41SA4は9.2m/s²です
  • エアでは、TOKUのAA-1.3BAVが防振ハンドル付き、NPKのAA-15XSPが低振動型です
  • シリカや石綿は体に有害です。はつるときは飛散防止と防じんの対策をします
  • ボッシュのGSH 5は吸じんアダプターGDE MAX、ヒルティのTE 500-AVRは集じんシステムTE DRS-Bを付けられます

エアピックハンマの使い方

  • 空気消費量に見合うコンプレッサーを選びます。TOKUのAA-1.3BAVは0.45m³/min、N-3Pは0.8m³/minです
  • 規定の圧力0.49〜0.69MPaの一定の空気圧で使います
  • 給油が足りないと、部品の発熱と摩耗が早まり寿命が短くなります

値段

  • 電動ハンマの希望小売価格(税別)は、京セラのACH462が46,600円、HiKOKIのH41SA4が62,200円、ボッシュのGSH 5が70,000円です
  • 充電式のHiKOKI H3641DBは、蓄電池2個と充電器付きで149,100円(税別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • エアピックハンマは、各社とも公式に値段を出していません。型式を決めて販売店に見積もりを取ります
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