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GUIDE / CABLE-CUTTER

ケーブルカッターとは?手動・ラチェット・充電式の違いと切断能力・価格の選び方

電気工事用ケーブルカッターの種類と選び方を、メーカーの公式資料で解説。IV・CV・VVFの切断能力、断面積と切断径の違い、全長・質量、充電式の電池と価格を確認できます。

2026年10月28日更新

この記事の答え

ケーブルカッターは、電線やケーブルを切る工具です。先に電線の種類・心数・導体断面積と仕上がり外径を確認し、その条件を切れる型番に絞ります。小径の電線は手動、太い電線を電池なしで切るならラチェット、続けて切るなら充電式から比べます。銅線用の能力を鉄線やACSRに流用してはいけません。

ケーブルカッターとは

電気工事や設備保全で、電線・ケーブルを切断する工具です。ケーブルカッタとも呼びます。同じ工具でも、IV線・CV線・VVF線と心数によって切れる太さが変わります。

メーカー比較では、携帯して使う手動・ラチェット・充電式を型番ごとに並べています。ニッパー、鋼線用ワイヤーカッター、被覆をむくだけの工具、据置の自動切断機は別に扱います。

駆動方式の違い

  • 手動式は、握る力で刃を閉じます。ホーザンのN-18は、IV線22mm²を片手で切る工具です
  • ラチェット式は、ハンドルを繰り返し握って刃を送ります。フジ矢のFRC-32Aは、ストッパーを引き上げると切断途中でもラチェットを解除できます
  • 充電式は、電池でモータを動かします。マクセルイズミのREC-Li33S1は切断後に刃が自動で戻り、電線のサイズに合わせて戻り量を調整できます

切断能力は電線の種類と心数をそろえる

IV線を切れる数値だけで、CV線や複数の心線をまとめたケーブルまで切れるとは判断できません。購入前に現場の電線を特定します。

  • ツノダのCA-22は、IV線22mm²とケーブル径9.0mmに対応します。銅芯線専用です
  • スリーピークス技研のKC-22は、IV線22.0mm²と、心線径2.0mmのVVF3芯に対応します
  • ホーザンのN-18は、IV線22mm²と、心線径2.0mmのVVF2芯に対応します。同じ心線径でもKC-22と心数が違います
  • マクセルイズミのREC-Li33S1は、600V-CV325mm²単芯の切断能力を公表しています

VVF欄の2.0mmは心線の直径です。被覆を含むケーブル全体の外径とは分けて読みます。

断面積のmm²と外径のmmは別の値

導体断面積が同じでも、被覆や心数が変われば工具に入る外径も変わります。能力表と口開きの両方を確かめます。

  • REC-Li33S1の口開きは33mmです。対応するCV325mm²単芯の仕上がり径は31mmです
  • カクタスのEX-3250WLは、カッター口径32mmでも、単芯は仕上形状29mm以下、多芯は32mm以下という条件があります
  • EX-3250WLは、素線径1mm以下のケーブルも切断不可です。外径に収まることだけでは判断できません

全長・質量と作業場所

腰道具に入れて持ち歩くなら全長と質量を、太い電線を切るなら刃の送り方やヘッドの向きも比べます。

  • CA-22は、全長162mm・質量140gです
  • ジェフコムのDC-38Zは、全長203mm・質量264gです。ペンチサックに収納できますが、サックは付属しません
  • EX-3250WLは、首振りヘッドを備え、長さ310×高さ290×幅65mmです。IV325mm²の切断時間は約4秒です

全長だけを見て切断能力を決めず、型番ごとの適用電線を先に合わせます。

価格とセット内容

公式の公開価格で比べるときは、税込・税抜と、電池・充電器の有無をそろえます。

  • CA-22の本体価格は、2,670円です
  • N-18の税込価格は、4,125円です
  • FRC-32Aの税込価格は、51,546円です
  • REC-Li33S1の標準セットは、257,400円(税込)⁠で⁠す⁠。電池パックと充電器が含まれます
  • EX-3250WLの標準セットは、264,000円(税込)⁠で⁠す⁠。本体のみは220,000円(税込)で⁠、電池・充電器・ケースが付きません

切ってはいけない材料

銅線用と鋼線用は分けます。スリーピークス技研はKC-22で鉄線を切れないと明記し、カクタスはEX-3250WLで活線・ピアノ線・ACSR・鉄線の切断を禁止しています。アルミ線も、銅線の能力から読み替えず、対応の記載をメーカーに確認します。

ハンドルの被覆も絶縁の証明にはなりません。ホーザンはN-18のハンドルカバーが絶縁ではないことと、通電箇所に使わないことを明記しています。

出典は各社の公式ページです(2026年10月28日確認)。ツノダのCA-⁠22、スリーピークス技研のKC-⁠22、ホーザンのN-18、フジ矢のFRC-32A、ジェフコムのDC-38Z、マクセルイズミのREC-Li33S1、カクタスのEX-3250WLと同社の公式カタログ⁠。

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