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GUIDE / BAR

バールとは?建設・解体の現場で使うバールの種類(釘抜きバール・平バール・かじや・金テコ)と⁠、長さ・重さ・作りの選び方

釘抜き・はがし・テコに使うバールの4つの種類、平バールとバラシバールの違い、かじや(釘抜き)と金テコ(カナテコ)の使い道、長さと重さ、全体焼入れと中空の軽い型、釘を抜くときの注意を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月26日更新

この記事の答え

バールは、釘を抜いたり板をはがしたり、重い物をこじって動かしたりする鉄の道具です。形と使い道で、釘抜きバール(八角バール・バラシバール)・平バール・かじや(短い釘抜き)・金テコ(カナテコ)に分かれます。選ぶときは「釘を抜くのか、はがすのか、重い物を動かすのか」「どれくらいの長さと重さで使うか」「全体焼入れか、中空の軽い型か」の3つを先に決めます。

バールとは

バールは、釘を抜く、床板や腰板をはがす、重い物の下に差し込んでこじる、といった作業に使う鉄の道具です。建設・解体の現場から、設備の据え付けや物流の現場まで使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社ブランドで売るバールを、長さの1つの型番の単位で載せています。電動ハンマー用の先端工具、エア・電動の釘抜き、家庭向けの小さな釘抜きは載せていません。

4つの種類

  • 釘抜きバール(八角・バラシ)は⁠、曲がった頭で釘を抜き、反対側ではがしやテコにも使います。例は小山刃物製作所の八角バールB型 C-1、モトコマのかるがるパワーばらしバール、オーエッチ工業の中空バラシバールです
  • 平バールは、平たい板状で、すき間に差し込んではがしたりテコにしたりします。例はバクマ工業の平バール、トラスコ中山の THB-60、藤原産業の SK11 セフティーバール、土牛産業のハイバールです
  • かじやは、短い釘抜きで、頭の取れた釘や曲がった釘も抜けます。例は小山刃物製作所の C-7、藤原産業の千吉 カジヤ釘抜、土牛産業の仮枠建込バールです
  • 金テコ(カナテコ)は⁠、まっすぐで太い鉄の棒で、重い物をこじって動かします。例は浅香工業の金象印 金テコ、バクマ工業のカナテコバール、モトコマのかるがるカナテコバールです

平バールとバラシバールの違い

  • 平バールは、テコとはがしに使う板状のバールです。トラスコ中山の THB-60 は、600mmで1,360gです
  • バラシバールは、解体(ばらし)に使う長い型です。モトコマの PBB-900 は900mmで1,640g、オーエッチ工業の CBB-900 は900mmで1.6kgです

長さと重さ

  • 同じ平バールでも、長さで重さが大きく変わります。バクマ工業の平バールは、150mmで60g、600mmで1,400g、900mmで2,300gです
  • かじやは短く、小山刃物製作所の C-7 とバクマ工業の釘抜(かじや)は⁠、どちらも160mmから360mmまでそろえています
  • 金テコは長く、浅香工業の金テコ 幅広は全長1,500mmで6kg、バクマ工業のカナテコバール25×1,500mmは5,450gです

作りの違い(焼入れと中空)

  • 全体焼入れは、バール全体に熱処理をかけて曲がりにくくした作りです。バクマ工業の平バールや小山刃物製作所の八角バールがそうで、トラスコ中山の THB-60 は硬さHRC38〜45です
  • 浅香工業の金テコは、両端だけに焼入れと焼戻しをかけています
  • 胴をパイプにした中空の型は軽く、オーエッチ工業の中空バラシバールは従来のバールより約30%軽くしています。モトコマのかるがるカナテコバールは、1,500mmで3,200gです

使うときの注意

  • 爪の先が釘の頭より出るように、しっかりかけてから引き抜きます
  • 錆びた釘は、力を入れたときに頭が欠けてケガをすることがあります
  • 作業スペースをとって周りの安全を確かめ、作業にあわせた防具を着けます

値段

  • 値段を公式に出しているのは6製品です。小山刃物製作所のかじや釘抜 C-7(300mm)は2,190円、バクマ工業の平バール600mmは2,770円、トラスコ中山の THB-60 は3,680円(どれも税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 長い型は高く、バクマ工業のカナテコバール25×1,500mmは7,080円(税抜)、オーエッチ工業の中空バラシバール CBB-900 は8,600円(標準価格)⁠で⁠⁠⁠⁠す
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