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GUIDE / ABURA-SASHI

油さし(ジェットオイラー)⁠と⁠は⁠?工場・整備で使う油さしの種類(ボトルを握る型・ポンプとピストル・精密の針ノズル)と、容量・ノズル・価格の選び方

機械の軸受けやチェーン、工具に潤滑油を差す油さし(ジェットオイラー・オイラー・オイル差し)の3つの種類、ノズルの材質、容量の幅、ピストル型とポンプ式の使い分け、使うときの注意と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

油さしは、機械や工具に潤滑油をノズルから差すための手持ちの容器です。オイラー・オイル差し・ジェットオイラーとも呼びます。油の出し方で、ボトルを握る型・レバーやハンドルで押し出すポンプとピストルの型・針ノズルで少しずつ差す精密型に分かれます。選ぶときは「どこに差すか」「1回にどれだけ出すか」「ノズルの材質」の3つを先に決めます。

油さしとは

油さしは、工作機械や設備の軸受け・歯車・チェーン、工具の動く所に、潤滑油を継ぎ足す容器です。パナソニックのTERASU辞書では、油入れにノズルを付けた容器と説明しています。

比較ページには、日本の会社が自社で作るか自社のブランドで売る油さしを、各社の代表の型式の単位で載せています。圧縮空気のラインに付けるルブリケータ、グリースガン、潤滑スプレー、海外ブランドを輸入して売る製品は載せていません。

3つの種類

  • ボトルを握る型(ジェットオイラー)は、やわらかい樹脂のボトルを握って油を出します。例はフルプラのNo.3012、エーゼットのPG300、エンジニアのZC-19です
  • ポンプ・ピストル型は、レバーやハンドルで油を押し出します。例はフルプラのNo.3020、日平機器のH-250、エスコのEA990PA-43です
  • 精密型は、針のように細いノズルで少しずつ差します。例はホーザンのZ-64、エーゼットのPN018です

ノズルの選び方

  • 先が機械に当たる使い方なら、金属のノズルを選びます。金属のノズルは、金属管に当てても減りにくくなっています
  • フルプラのNo.3012は真鍮ノズル、エーゼットのPG300は金属ノズル、ホーザンのZ-64はステンレスのノズルです
  • 奥の給油口には長いノズルを使います。日平機器のH-250は、付属の100mmのノズルを、150〜500mmまで50mmおきの長さに替えられます

1回に出る量

  • ボトルを握る型は、押したあとボトルが戻るので、1回ごとに出る量がそろいます
  • 同じ量ずつ差したいなら、ポンプ式を使います。エスコのEA990PA-43は、1回押すと1mlずつ出ます
  • ごく少しだけ差すなら精密型です。ホーザンのZ-64は先の内径が0.3mmで、エーゼットのPN018はノズルの根元をゆるめて量を変えられます

容量と値段

  • 容量は、ホーザンのZ-64の9mLから、エスコのEA990PA-43の500mlまであります。持ち歩くなら、エンジニアのZC-19(25ml・8.2g)のような小さな型が向きます
  • 値段は、エーゼットのPN018が498円、PG300が671円、エンジニアのZC-19が990円(どれも税込)、ホーザンのZ-64が2,320円、エスコのEA990PA-43が6,490円(どちらも税抜)⁠で⁠⁠⁠⁠す

使うときの注意

  • 強く握ると、必要以上の油が飛び散ります。力は少しずつ強めます
  • 安い樹脂の容器は、金属を切るときに飛ぶ火花で溶けることがあります
  • 日平機器のH-250はオイル専用で、有機溶剤には使えません
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