口コミを書く
GUIDE / RFID-READER

RFIDリーダーとは?倉庫・店舗・工場で使うRFIDリーダー(リーダライタ)の種類(ハンディ・固定式・卓上)と、周波数・読み取り距離・価格の選び方

RFIDタグを電波で読み書きするRFIDリーダー(リーダライタ)の3つの種類、UHF帯とHF帯の違い、読み取り距離、免許と申請、価格の見方を、主なメーカーの公式資料の値でまとめました。

2026年11月1日更新

この記事の答え

RFIDリーダーは、RFIDタグの情報を電波で触れずに読み書きする機器です。リーダライタとも呼びます。使う形で、手に持つハンディ型、据え付ける固定式、台に置く卓上型に分かれます。選ぶときは「どこで読むか」「どこまで読むか」「免許の有無」の3つを先に決めます。公式に値段を出している製品は無く、見積もりで比べます。

RFIDリーダーとは

RFIDリーダーは、物に付けたRFIDタグ(ICタグ)の情報を、電波で離れたところから読み書きする機器です。バーコードのように1枚ずつかざさなくても、箱やカゴの中のタグをまとめて読めます。倉庫の棚卸・入出荷、店舗のレジ、工場の工程管理で使います。

比較ページには、日本に法人のある会社が自社で開発するか自社ブランドで売るRFIDリーダーを、各社の代表の型の単位で載せています。画面とキーを持つハンディターミナル、タグそのもの、バーコードだけを読むコードリーダは、それぞれ別の比較ページで扱います。

3つの種類

  • ハンディ型は、手に持って棚や荷物にかざす型です。例はデンソーウェーブのSP1、東芝テックのUF-3000、タカヤのUTR-SHR201、ゼブラのRFD40です
  • 固定式は、通路・ゲート・ラインに据え付けて、通る物を待ち受ける型です。例はマーストーケンソリューションのMRU-F7100JP、ゼブラのFX9600、ジックのRFU610-10607、タカヤのTR3X-LUN01です
  • 卓上型は、台やレジに置いた物をまとめて読む型です。例はアスタリスクのASR-P351N、デンソーウェーブのUR20シリーズです

UHF帯とHF帯の違い

  • UHF帯は860〜960MHzの電波で、日本では920MHz帯を使います。離れたタグや、まとめて何枚も読む用途に向きます
  • HF帯は13.56MHzです。タカヤのTR3X-LUN01の交信距離は、最大62cmです
  • 近くの物だけを読みたいなら、HF帯か、出力を絞れるUHF帯の型を選びます

読み取り距離

  • ゼブラのRFD40は、公称の読み取り距離が12mです
  • 東芝テックのUF-3000-HRQ-Sは、約9mです
  • デンソーウェーブのSP1は、約8mです
  • ジックのRFU610-10607は、0.5m以下です。目の前を流れる部品だけを読む型です
  • どれも参考値で、タグの種類と周りの環境で変わります

免許と申請

  • 出力250mW以下の特定小電力の型は、免許も登録もいりません。タカヤのUTR-SHR201、デンソーウェーブのUR20シリーズ、アスタリスクのASR-P351Nがこの型です
  • 1Wの型は、構内無線局などの免許か登録を先に済ませます。マーストーケンソリューションのMRU-F7100JPは、使う前に総務省へ申請します
  • 東芝テックのUF-3000は、同じ形で免許局・登録局・特定小電力の型から選べます

つなぎ方と電源

  • スマートフォンやタブレットで使うなら、Bluetoothでつなぐハンディ型です。デンソーウェーブのSP1はAndroidとiOSで使えます
  • 固定式は、LANでつなぐ型が中心です。マーストーケンソリューションのMRU-F7100JPとアスタリスクのASR-P351Nは、PoEで電源もLANケーブルからとれます
  • 工場のラインなら、ジックのRFU610-10607のように保護等級IP67でOPC UAに対応した型があります

価格

  • 今回載せた製品で、公式に値段を出しているものはありません。タカヤの製品はオープン価格です
  • 台数、アンテナの数、読み取ったデータを受けるソフトまで決めてから、各社の見積もりで比べます
比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉