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GUIDE / WOODEN-SHIPPING-BOX

木箱とは?輸送用・保管用・包装用の種類と、サイズ・許容荷重・輸出処理の選び方

機械部品や商品の保管・出荷に使う木箱を、固定合板箱・折り畳み合板箱・木製保管箱・商品包装用の組立木箱に分け、内寸と外寸、内容物の許容荷重、積み重ね荷重、材質、輸出処理、価格を公式資料からまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

木箱は、木材や合板で作り、機械部品や商品を保管・出荷するための箱です。重い部品の出荷には内容物の許容荷重を示す輸送箱、空箱を薄く置くなら折り畳み合板箱、商品の整理には木製保管箱、商品包装には小型の組立木箱を選びます。中身と緩衝材を合わせた内寸、中身の重さ、輸出先の条件を先に決めます。

木箱とは

輸送用木箱・合板箱は、部品や製品を箱の中で固定して運ぶための容器です。木製保管箱や茶箱は、商品・茶葉・乾物をまとめてしまう用途で使います。保管用の箱に寸法が書いてあっても、その箱で重い機械部品を運べるとは限りません。

木箱の比較ページでは、メーカーの規格品と、寸法範囲・構造を公開した包装用木箱を扱っています。段ボール箱、樹脂・金属の通い箱、パレット単体、梱包代行、仕様未公開の完全特注品は別です。

構造と用途で分ける

  • 固定合板箱は、決まった寸法の箱に中身を入れ、天板を木ねじで留めます。大網梱包のWB49-55-66とWB106-36-43がこの型です
  • 折り畳み合板箱は、空箱を平らにしたり、側板を外したりできます。NefabのExPak Pは折り畳み胴、ExPak Sは側板を外す構造です
  • 木製保管箱は、倉庫や店舗で商品をまとめる開放型の箱や、茶葉・乾物をしまう茶箱です。木のはこ屋のMA15KNや前田工房の20Kがあります
  • 商品包装用の組立木箱は、板を溝に差し込んで組みます。宮岡製箱所のロッキング式は、展開した状態で届くので、使う分だけ組み立てられます

サイズは内寸と外寸を分ける

内寸は中に使える空間、外寸は箱全体の大きさです。製品の寸法だけで箱を決めず、緩衝材・固定材と、積み下ろしの作業ができる空間を含めます。

  • 大網梱包のWB49-55-66は、内寸約430×490×535mm、外寸約490×550×660mmです
  • 長い部品向けのWB106-36-43は、内寸約1000×300×300mm、外寸約1060×360×430mmです
  • NefabのExPak PとExPak Sは、仕様書の例で内寸1180×780×750mm、外寸1200×800×870mmです。これは蓋・底8mmでパレットを含む例で、全サイズ共通の寸法ではありません

呼称を許容荷重に置き換えない

茶箱の20K・40Kは、ここでは箱の呼称として扱います。前田工房の20Kは内寸47×31.5×37cm、40Kは内寸62.5×38.5×45cmで、寸法は参考数値、差は±5mmです。機械部品を入れたときの許容荷重は公開されていません。

内容物の許容荷重と、積み重ね荷重

中身の重さと、箱の上から受ける重さは別に確認します。上積みに強い箱でも、その数字まで中身を載せてよいわけではありません。

  • WB49-55-66の内容物の許容荷重は、等分布荷重200kgです。中身をしっかり固定することが条件です
  • ExPak Pの最大積み重ね荷重は2000kgですが、ExPak-P 1200×800×800の圧縮試験に基づく安全率3の条件付きです。内容物の許容荷重はパレットの構成によります
  • ExPak Sの最大積み重ね荷重は3500kg/m²で、パレットを除く値です。こちらも内容物の許容荷重はパレットの構成によります

出典は大網梱包の規格木箱⁠、NefabのExPak P仕様書とExPak S仕様書です。

輸出用は、底のパレットや桟まで確認する

植物防疫所の輸出用木材こん包材消毒実施要領では、合板などの加工木材だけで作った梱包材は対象外です。合板の外板を使っていても、底のパレットや追加する桟が無垢材なら、その部材も含めて確認します。

大網梱包はWB49-55-66とWB106-36-43をLVL・合板製として、そのまま輸出可能と案内しています。木のはこ屋の保管箱や前田工房の茶箱には、この比較で使える輸出処理の仕様がありません。国内保管用の箱を、そのまま輸出用に置き換えず、仕向け地と材料構成を伝えて確認します。

保管用・商品包装用を選ぶ

  • 木のはこ屋のMA15KNは、国産アカマツ無垢材で、高さ300mmです。通常はタッカー打ちで、底に積み重ね用の板を付ける加工などを選べます
  • 同社のMB10KNは、幅300mm・奥行620mm・高さ155mmの浅型です。出し入れしたい商品の形と、棚に収まる寸法を合わせます
  • 前田工房の素茶箱は、トタン内張りで茶葉・乾物・コーヒー豆などを保存する箱です。規格表以外の寸法は受け付けていません
  • 宮岡製箱所のロッキング式組立木箱は、最小500個からのセミオーダーです。注文フォームでは内寸上限240×240mm・高さ52mmを案内しており、特定寸法の在庫箱ではありません

価格と見積もりでそろえる条件

  • 大網梱包のWB49-55-66は、直販で7,700円(税込・送料別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 同社のWB106-36-43は、直販で11,770円(税込・送料別)⁠で⁠⁠⁠⁠す
  • 木のはこ屋のMA15KNは、通常仕様4,664円(税込)で⁠、MB10KNは通常仕様3,520円(税込)⁠で⁠す⁠。底板加工などの追加費用は別です
  • 寸法や用途が異なるので、この金額だけで安め・高めは決めません。見積もりでは、内寸・外寸・中身の重さ・固定方法・上積み条件・数量・輸出先・送料をそろえます

価格・仕様の確認日は2026年10月28日です。保管用の箱と機械部品の輸送箱を分けたうえで、比較表から各メーカーの仕様と問い合わせ先を確認できます。

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