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GUIDE / SPOUT-POUCH

スパウトパウチとは?飲料・詰め替え・薬品用の種類と、容量・口径・殺菌の選び方

飲料・ゼリー・調味料・洗剤・薬液を詰めるスパウトパウチ(口栓付きパウチ)の3つの種類、口径と口の位置、容量、フィルムの構成、ボイルとレトルトの殺菌、規格品と注文品の違いをまとめました。

2026年11月2日更新

この記事の答え

スパウトパウチは、袋に注ぎ口(スパウト)とキャップを付けた包装容器です。口栓付きパウチとも呼びます。使い方で、飲料・食品用、詰め替え・大容量用、薬品・工業用の3つに分かれます。選ぶときは「中身と飲み方」「口径と口の位置」「殺菌の条件」の3つを先に決めます。

スパウトパウチとは

スパウトパウチは、袋に注ぎ口(スパウト)とキャップを付けた包装容器です。口から吸ったり絞り出したり注いだりでき、キャップで閉じ直せます。ボトルや缶より軽く、使ったあとは小さく畳めます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るスパウトパウチを、品番か製品名の単位で載せています。口栓の無いスタンドパウチ、充填機・包装機、スパウトやキャップの部品だけの販売、バッグインボックスは載せていません。

3つの種類

  • 飲料・食品用は、袋の上の中央に吸い口や絞り出し口が付きます。例は細川洋行のCHEER PACK、生産日本社のユニスパウト、大倉工業のOKスパウト規格袋、DNPのスパウチ、TOPPANのボトルドパウチです
  • 詰め替え・大容量用は、キャップで閉じ直して何回も注ぎます。例はZACROSのFlowpack SP、メイワパックスのリップパック、TOPPANのエアホールドパウチ、フジシールのフジパウチです
  • 薬品・工業用は、溶剤や酸に強い袋や、クリーンルームで作った袋です。例はサンエー化研のプラピカと、ZACROSのクリーンスパウトパウチです

口径と口の位置

  • 細川洋行のCHEER PACKは、口内径8.55mmが基本で、大口径の11mmもあります
  • 生産日本社のユニスパウトは、口径10mmと16mmから選べます
  • 大倉工業のOK-SPS-0200Fは、口内径16mmのセンター口です
  • メイワパックスのリップパック ST型は、角に口径8.7mmか9.6mmのスパウトが付きます
  • 粘りのある中身や固形物の入った中身は、太い口を選びます

容量と寸法

  • 細川洋行のCHEER PACKは、70〜1500mlの範囲で作ります
  • 生産日本社のユニスパウトは、100〜400mlの規格品があり、L16-400は全長200×幅100mmです
  • 大倉工業のOK-SPS-0200Fは、容量200mlで110×140mmです
  • メイワパックスのリップパック ST型は、幅130〜240mm・高さ140〜330mmの範囲で作ります

構成と殺菌

  • 生産日本社のユニスパウトは、透明蒸着PET12・PBT15・LLDPE100を重ね、-40〜85℃で30分のボイルまで使えます(実測値)
  • 大倉工業のOK-SPS-0200Fは、バリアーONY18とL-LDPE130で、80℃で30分のボイル殺菌に使えます
  • 細川洋行のCHEER PACKには、レトルト対応タイプがあります
  • DNPのスパウチは、委託充填のラインがホット充填なので、レトルト殺菌の商品には使えません

規格品と注文品

  • 生産日本社と大倉工業は規格品を用意していて、ユニスパウト L16-400はケース入数320枚、OK-SPS-0200Fはケース入数750枚の単位で買えます
  • ほかの会社の袋は、中身・充填機・印刷に合わせて注文ごとに作ります。値段はどのメーカーも公式サイトに出していないので、見積もりを取ります
  • DNPは中身に合う委託充填先を紹介でき、試作から商品化まで任せられます
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