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GUIDE / SHRINK-TUNNEL

シュリンクトンネルとは?熱風式・蒸気式・卓上型の違いと、口の大きさ・温度・速度・電源の選び方

フィルムを被せた箱やボトルを熱で縮めて密着させるシュリンクトンネルの3つの方式、熱風式と蒸気式の違い、通過する口の大きさ・炉内温度・コンベア速度・電源の見方を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

シュリンクトンネルは、フィルムを被せた品をコンベアで中に通し、熱でフィルムを縮めて品の形に密着させる装置です。熱収縮トンネルとも呼びます。熱の当て方で、電気の熱風で縮める熱風式と、蒸気で縮める蒸気式に分かれ、机に置いて100Vで使う卓上型もあります。選ぶときは「包む品の一番大きい寸法」「1分に流す数」「ボイラーと3相200Vの有無」の3つを先に決めます。

シュリンクトンネルとは

シュリンクトンネルは、熱で縮むシュリンクフィルムを被せた品を中に通し、熱でフィルムを品の形に密着させる加熱装置です。シュリンク包装は「フィルムを被せる工程」と「熱で縮める工程」に分かれ、シュリンクトンネルは後ろの縮める工程を受け持ちます。

比較ページには、日本の会社が自社で作るシュリンクトンネルを、各社の代表の型の単位で載せています。包む機械と一体のシュリンク包装機、手で持つヒートガン、中古、代理店が売る他社製品は載せていません。

3つの方式

  • 熱風式(床置き)は、電気ヒーターで温めた空気をファンで吹き付けて縮めます。例はハナガタのTシリーズ、ニッサンキコーのTD-32007、サトルパックのSTY-AX1100、エヌエス技研のNST-42250です
  • 熱旋風式は、四方向から熱風を吹き出して渦を作り、品の全周に熱を回します。例は日本テクノロジーソリューションのTORNADOで、この比較では熱風式に入れています
  • 蒸気式は、トンネルの中に蒸気を満たして縮めます。例は協和電機のJK-600です
  • 卓上型は、机に置いて100Vで使う小さな熱風式です。例は協和電機のPAO-200です

熱風式と蒸気式の違い

  • 熱風式は電気だけで動き、ボイラーが要りません。凹凸のあるボトルや薄いフィルムでは、シワやあばたが出やすくなります
  • 蒸気式は凹凸のあるボトルでも全周に熱が回り、ラベルがきれいに縮みます。ボイラーと配管の工事が別に要ります
  • 蒸気式は出た直後の品が濡れているので、拭くか乾かしてから箱に詰めます。協和電機のJK-600は、蒸気セパレーターで品に付く水滴を減らします

通過する口の大きさ

  • 協和電機のPAO-200は、幅200mm×高さ130mm
  • ニッサンキコーのTD-32007は、幅290mm×高さ190mm
  • エヌエス技研のNST-42250は、幅420mm×高さ250mm
  • サトルパックのSTY-AX1100は、幅500mm×高さ250mm
  • ハナガタのTシリーズは、幅350〜450mm、高さ250mm
  • 口は、包む品の一番大きい寸法より広いものを選びます

炉内温度とコンベア速度

  • 協和電機のPAO-200は、室温〜140℃で、コンベアは0.3〜4.2m/min
  • ニッサンキコーのTD-32007は、50〜200℃で、コンベアは約5.7〜14.0m/min
  • サトルパックのSTY-AX1100は、室温〜200℃で、コンベアは最大20m/min
  • エヌエス技研のNST-42250は、コンベアが0〜30m/minで、炉内の長さは1,000mm
  • 合う温度はフィルムの材質と速度で変わるので、包装テストで決めます

電源と値段

  • 協和電機のPAO-200は、100V・1.4kWで動きます
  • 床置きは3相200Vが多く、ニッサンキコーのTD-32007は4.5kW、エヌエス技研のNST-42250は9kWです
  • 日本テクノロジーソリューションのTORNADOは、ヒーターが合計15kWです
  • どの社も値段を公開しておらず、包む品と速度に合わせた見積もりです
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