口コミを書く 製品を比べる種類から探す・⁠⁠⁠⁠⁠⁠無料
GUIDE / SHRINK-FILM

シュリンクフィルムとは?PO・PVC・PETの種類と厚さ・収縮率・温度の選び方

業務用シュリンクフィルムの材質、1軸・2軸の違い、厚さ、収縮率と試験温度、包装機のトンネル温度を、製膜メーカーの公式資料でまとめました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

シュリンクフィルムは、熱を加えて縮め、製品や容器に密着させる包装材です。全体包装・集積包装・ラベルのどれに使うかを決め、包装機に合う材質・厚さ・幅・巻長を指定します。収縮率は縦横と試験条件をセットで比べます。試験温度を、そのまま包装機の設定温度にしません。

シュリンクフィルムとは

熱収縮フィルムとも呼びます。製品をゆったり包んだ後に熱をかけ、緩みを取りながら密着させます。旭化成は、シュリンクトンネルを使い、内容物に沿って仕上げる包装材として案内しています。

比較ページでは、全体包装・集積包装・ラベル包装向けの品種を載せています。包装機、電線保護用チューブ、ラミネート用フィルム、非加熱のストレッチフィルムは含みません。

PO・PVC・PETの違い

  • PO系は、PE・PPなどを主原料とします。興人のコージンポリセット-GK・SW101は半折包装機でも使える多層品です。グンゼのFL1のようなラベル用品種もあります
  • PVC系のHT-G101は、チューブ状の2軸収縮品です。透明性と光沢があり、商品の形に合わせたRシール加工にも応じます
  • PET系では、東洋紡のスペースクリーンはボトルラベル用、タキロンシーアイのボンセット KFRSはRシール用です。同じ材質でも収縮方向と加工方法が違います

厚さ・幅・巻長

  • コージンポリセット-GKの掲載品は、厚さ15μmの半折品です。幅は200〜550mm、巻長は500mです。シングル品と巻長を混同しないよう発注します
  • ファンシーラップ FL1の厚さは、50μmです。片面にコロナ処理を施しているため、印刷する面も確かめます
  • ボンセット KFRSの厚さは、25μmです。薄肉品へ替えるときも、シール方式と破れ・仕上がりを実物で確認します
  • 旭化成の掲載グレードは、取得した公式規格ページに厚さが書かれていません。厚さはメーカーに確認します

収縮率と試験温度

収縮率は縦横の縮み方を示します。試験温度・時間・加熱方法が違う値を、そのまま順位付けしません。

  • サンテック Sフィルム M600は、140℃の旭化成フィルム法で縦81%・横78%です
  • タフラップの2軸・40μm品は、120℃・20秒のグリセリンバスで縦65%・横43%です。1軸・40μm品は同条件で縦72%・横24%です
  • エストロン NHの30μm品は、110℃で縦48%・横-8%です。負の横収縮率は、横方向に伸びることを示します
  • スペースクリーン S7561の公式一覧値は、縦1%・横80%です。同一覧には試験温度・時間の記載がないため、温度条件付きの値と直接比べません

各社の測定例は保証値とは限りません。タフラップは型番がないため、比較では1軸・2軸と測定厚さで分けています。

包装機のトンネル温度

住化積水フィルムのカタログでは、エストロン NHのトンネル温度例は110〜150℃、ポリシュリンク LBは150〜190℃です。機種、包装物のサイズ、包装速度で変わると書かれています。

これは包装機での使用例で、収縮率を測る試験温度とは役割が違います。本番の容器と内容物で、しわ、シール部の破れ、容器変形を確認して設定します。

用途と価格の確認

  • 弁当・惣菜のピロー包装には、旭化成が電子レンジでの使用実績を案内するM600があります。精肉・惣菜には、防曇性と耐寒性のあるP310を案内しています
  • 重量物のスリーブ包装には、住化積水フィルムのエストロン NHがあります。電線やフレキシブルパイプの結束に使い、電線の絶縁保護用チューブとは分けます
  • 再生原料を使うラベル用には、東洋紡のスペースクリーン SP809があります。リサイクルレジンを25%添加し、比較には45μm品を載せています

取得した公式資料には、掲載品種の数値の価格がありません。品種名、厚さ、幅、巻長、月の使用量、印刷・製袋の有無、使う包装機を伝えて見積もりを取ります。

出典は旭化成の規格・⁠⁠⁠物性、住化積水フィルムのカタログ、タフラップの仕様、ほか比較ページの各社公式資料です。2026年10月28日に確認しました。

比較記事にしてほしい製品の依頼はこちら👉