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GUIDE / PRINTING-INK

印刷インキとは?オフセット(枚葉・オフ輪)⁠・UV・グラビア/フレキソの種類と違い、乾燥と用途の選び方

商業印刷・新聞・パッケージ・ラベルに使う印刷インキの3つの種類、枚葉インキとオフ輪インキの違い、パウダーレスインキ、LED-UVで使えるUVインキ、食品包装のグラビアインキ、バイオマスインキとNL規制を、インキメーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月4日更新

この記事の答え

印刷インキは、版から紙やフィルムに移して、文字や絵柄を刷るための色材です。刷り方と乾かし方で、油性オフセットインキ・UVインキ・グラビア/フレキソインキに分かれます。選ぶときは「何に刷るか」「どの印刷機で刷るか」「どう乾かすか」の3つを先に決めます。

印刷インキとは

印刷インキは、顔料を油や樹脂、溶剤や水で練った色材です。チラシや書籍、新聞、食品の包装フィルム、段ボールまで、刷る物と印刷機ごとに専用の品番があります。

比較ページには、日本の会社が自社で作る印刷インキを、各社の代表の品番の単位で載せています。産業用インクジェットのインク、顔料や溶剤だけの品、スクリーンインキ、OPニスや洗浄剤などの周辺材料は載せていません。

3つの種類

  • 油性オフセットインキは、植物油などで練ったインキを紙に吸わせて、空気で固めます。例はDICグラフィックスのフュージョンG NEO、東京インキのニューセルボ、三星インキの金インキです
  • UVインキは、紫外線を当てるとその場で固まります。例はサカタインクスのドリームキュア BM、T&K TOKAのUV 161、女神インキ工業のメガキュアー FA-QDLです
  • グラビア・フレキソインキは、溶剤や水で薄めたさらさらのインキです。例は東洋インキのLPバイオSX、大日精化のラミック SR-BP、大阪印刷インキのPOC-Ⅱです

枚葉インキとオフ輪インキ

  • 枚葉インキは、紙を1枚ずつ刷る枚葉印刷機に使います
  • オフ輪インキは、ロール紙を回して刷る輪転機に使います。熱風で乾かすヒートセット型と、自然に乾かすノンヒート型があります
  • 刷ってすぐ後加工に回すなら、東京インキのニューセルボのように速乾で擦れに強い品番を選びます

UVインキとランプ

  • UVインキは、ランプの種類に合わせて選びます。LEDランプや省電力UVで固めるなら、高感度の品番にします
  • 合成紙やフィルムなど吸わない物には、T&K TOKAのUV 161のように付きやすさを上げた品番を使います

包装フィルムのインキ

  • ラミネートする裏刷りか、ラミネートしない表刷りかで品番が分かれます
  • ボイル・レトルトに使う包装は、東洋インキのLPバイオSXやDICグラフィックスのフィナートBMのように、レトルトまで使える品番にします

環境の認証

  • 印刷インキ工業連合会のNL規制は、インキに使わない物質を決めた自主規制です
  • バイオマスインキは、植物などの原料を一部に使います。東洋インキのLPバイオSXは、バイオマス度10%以上の基準を満たしています
  • 値段は各社とも公開していません。品番・色・量を決めて、営業窓口に見積もりを頼みます
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