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GUIDE / KONPOU-BAND

梱包バンドとは?PPバンド・PETバンド・紙バンドの違いと、自動梱包機用・手締め用の選び方

梱包用PPバンド(自動梱包機用・手締め用)、重梱包用のPETバンド(エステルバンド)とヘビーバンド、紙バンドの違い、幅と厚みの選び方、溶着・ストッパー・金具シールの留め方の強さ、リサイクルバンドと回収の分別を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年10月13日更新

この記事の答え

梱包バンドは、段ボールや荷を締めて留め、運ぶあいだに崩れたり開いたりしないようにする帯です。材質と締め方で、自動梱包機用のPPバンド・手締め用のPPバンド・重梱包用(PETバンドとヘビーバンド)・紙バンドの4つに分かれます。選ぶときは「梱包機を使うか、手で締めるか」「荷の重さと輸送の長さ」「使い終わったあとどう処分するか」の3つを先に決めます。

梱包バンドとは

梱包用バンドや荷造りバンドとも呼びます。出荷で多いのはポリプロピレンの梱包用PPバンドで、重い荷にはポリエステルのPETバンド(エステルバンド)を使います。

比較ページには、日本法人のある会社が自社やグループの工場で作る業務用の梱包バンドを載せています。梱包機・結束機の本体(包装機とは別)、電線を束ねる結束バンド⁠、家庭用の荷造りひもだけの商品、手芸用のバンド、ストッパーや金具などの留め具、中古、商社が売る他社製品は載せていません。

4つの種類

  • PPバンド(自動梱包機用):内径200mmの紙管に2,500mほど巻き、自動梱包機・半自動梱包機に通す。ヒーターで表面を溶かしてつなぐ
  • PPバンド(手締め用):1巻1,000mが多い。ストッパーや金具シール、溶着機で留める
  • 重梱包用バンド(PETバンド・ヘビーバンド):PETバンドは伸びが小さく、締めたあと張力が落ちにくい。ヘビーバンドはPPを強くしたもの
  • 紙バンド:PPバンド用の梱包機で圧着できるものがある。包んだ書類ごと焼却できる

PPバンドとPETバンドの違い

積水樹脂の15.5mm幅で比べると次のとおりです。

  • PPバンド Kタイプ:1,300N以上、伸び25%⁠⁠⁠以下
  • ポリエステルバンド(PETバンド)⁠:2,950〜3,950N以上、伸び12±3%

PETバンドは帯鉄と比べてさびが出ず、輸出のような長い輸送に向きます(積水樹脂)。段ボールの出荷はPPバンド、重い荷や長く運ぶ荷はPETバンドにします。

幅と厚みの選び方

  • 丸三化学工業は、PPバンドは強さではなく、梱包機の種類と大きさで選ぶよう案内している
  • 古い機械やアーチの大きな機械は厚いバンド、新しい機械やアーチの小さな機械は薄いバンド
  • 同社の試験では、厚めのMA15.5が約1,650N、標準のバンドが約1,600Nで、強さの差は小さい
  • 細い幅が要るなら、大日製罐の自動梱包機用は6mmからある

留め方で強さが変わる

丸三化学工業が公式サイトで公開している試験の結果です。

  • 梱包機で溶着:溶着した所の強さは、バンドの強さの7〜8割。ヒーターの温度で強さが変わるので、季節で合わせ直す
  • ストッパー:溶着と同じくらいの強さが出る。付けるのに手間がかかる
  • 金具シール:30kg重ほどの力で抜けた
  • 梱包機を置けない大きな荷は、摩擦熱でつなぐハンディ梱包機を使う

リサイクルバンドと回収

  • 丸三化学工業の試験では、同じスペックでバージンのバンドが1,600N、リサイクルのバンドが1,550N
  • リサイクル原料のPPバンド:丸三化学工業のM‑Band eco、積水樹脂のエコリターンなど
  • 司化成工業のボトルMAXは、使用済みのPETボトルを主な原料にしたPETバンド
  • 回収に出すときは、金具シールやストッパー、ほかのひもやフィルムを外して分ける(丸三化学工業)

紙バンドを使うとき

  • 植田産業の熱接着用紙バンドは、PPバンド用の梱包機で圧着できる。幅は12mmと15mm
  • 全自動梱包機でも使えるが、アーチの大きさによっては使えない
  • 強さはPPバンドより小さい。MoscaのPAP 120060(12.0mm幅)は平均の破断荷重が55kg
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