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GUIDE / BLISTER-HOUSOUKI

ブリスター包装機とは?PTP包装機・深絞り型・台紙シール型の違いと、能力・フィルム幅・価格の選び方

錠剤・医療機器・食品・日用品を成形シートに入れて封をするブリスター包装機の3つの種類、PTP包装機との違い、能力の単位の見方、フィルムの選び方、価格の公開状況を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月6日更新

この記事の答え

ブリスター包装機は、成形したシートのくぼみに品物を入れ、ふたのフィルムや台紙で封をする機械です。錠剤を包むPTP包装機、機械の上でフィルムを深く成形する深絞り型、成形済みのブリスターを台紙に貼る台紙シール型の3つに分かれます。値段を公開している製品は無く、どの機械も要見積です。

ブリスター包装機とは

ブリスター包装機は、成形したシートのくぼみに品物を入れ、ふたのフィルムや台紙で封をする機械です。医薬品の錠剤、シリンジのような医療機器、食品、歯ブラシや乾電池のような日用品まで、工場で包む物に合わせて機械が分かれます。

種類と違い

  • PTP包装機は、ロールのフィルムにポケットを成形して錠剤やカプセルを入れ、アルミのふたを貼って打ち抜きます。CKDのFBP-600E4S、ミューチュアルのPRESTA4000、マルホ発條工業のPF-H6000が当たります。
  • 深絞り型は、フィルムを機械の上で深く成形し、製品を入れて封をします。CKDのCFF-360E、ムルチバック・ジャパンのR245、マルホ発條工業のEAGLE MULTI、フジヤマパックシステムのFD-240/400、大森機械工業のVp-800NとVp-90が当たります。
  • 台紙シール型は、先に成形したブリスターに商品を入れて台紙に貼ります。タイセイテクノのTB5060とTB3540、ジェーピーインクのBP-4とBP-1A、フジヤマパックシステムのFD-120-8が当たります。

選び方

選ぶときは「包む物」「能力の単位」「フィルムの材質」の3つを先に決めます。

  • 包む物が錠剤ならPTP包装機、シリンジや食品なら深絞り型、店頭に並ぶ小物なら台紙シール型から見ます。
  • 能力は単位をそろえて比べます。FBP-600E4Sは7,000錠/分(シート10錠換算)、PRESTA4000は400シート/分、CFF-360EはMAX20ショット/分と、書き方が違います。
  • 成形の深さは、厚みのある物で先に見ます。R245は150mm、CFF-360EはMAX60mm、EAGLE MULTIは標準で30mmまでです。
  • フィルムは湿気と光の影響で決めます。PF-H6000は樹脂とアルミのどちらも使えますが、成形の速さは樹脂がMAX80回/分、アルミがMAX50回/分です。
  • 少量の試作なら、手で供給できる半自動PRESTA1000や、幅2050mmのEAGLE MULTIが使えます。卓上に置くならTB3540です。

価格と手入れ

値段を公式に出している製品はありません。品物、包材、供給のしかたで機械の仕様が変わるので、サンプルを渡して見積を取ります。

型替えは機種で手間が変わります。PRESTA4000はPPとPVCの切り替えに部品交換が要らず、FBP-600E4Sは品種切り替えのときに設定圧力を自動で変えます。マルホ発條工業のBPCは、部品の切り替えが30分程度です。

医療機器を包むとき

医療機器は、機械を入れるだけで無菌性が決まるわけではありません。ムルチバック・ジャパンは、包材、シール仕様、滅菌方法を合わせたバリデーションを前提にしています。同社はブリスター包装機の金型を国内で自社製作し、製品の形に合わせて包装の形を設計します。

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