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GUIDE / BOUSHIN-TEBUKURO

防振手袋とは?JIS T 8114の見方と種類の違い・選び方

削岩機・チェーンソー・グラインダーの振動を和らげる防振手袋の、JIS T 8114の基準、革・ゴム・編み手袋の種類の違い、振動軽減手袋との違い、選び方をまとめました。

2026年11月7日更新

この記事の答え

防振手袋は、手のひらに防振材を入れて、工具から手に伝わる振動を和らげる作業用の手袋です。選ぶときは「JISの記載」「手袋の作り」「使う工具」の3つを先に決めます。JIS T 8114の適合は、公式の記載で型番ごとに確かめます。

防振手袋とは

防振手袋は、削岩機やチェーンソー、グラインダーなどの振動工具を使うときに、手に伝わる振動を和らげる手袋です。振動軽減手袋とも呼びます。手のひらにゴムスポンジや合成ゴム、NBR、天然ゴムなどの防振材を入れます。

比較ページには、業務で使う防振手袋を、1社1〜2製品に絞って載せています。代理店が売る他社製品、販売店のプライベートブランド、海外ブランドの輸入品は載せていません。

JIS T 8114の基準

JIS T 8114は、周波数範囲31.5~1250Hzの振動を軽減する防振手袋の規格です。シモンの解説では、振動伝達率を2つの周波数帯で見ます。

  • 中域(31.5~200Hz)は、1.0未満で、素手のときより振動を増やさないこと
  • 高域(200~1250Hz)は、0.6未満で、素手のときの60%未満まで下げること

シモンのAT-801は、試験結果を中域0.79、高域0.47と公開しています。

JISの記載がある型

公式ページで適合や合格を書いている型は次のとおりです。

  • カミキの防振手袋T-1は、JIS T 8114-2007とISO 10819-1996の適合認定を案内
  • シモンのAT-801は、JIS T 8114合格と案内
  • 柏田製作所は、防振手袋を新JIS規格の適合品と案内
  • アトムのTK-805は、基準に適合したクッションゴムを採用

記載がない型が不適合という意味ではありません。必要なときはメーカーに確かめます。

種類の違い

手袋の作りで3つに分かれます。

  • 革の型は、グラインダーや削岩機の現場で使います。シモンのAT-801の山羊革は耐熱性があります
  • ゴムで覆った型は、水や油に強く、濡れる現場で使います
  • 編み手袋にゴムを貼った型は、通気がよくやわらかく、スイッチ操作が楽です

選び方

  • 火花や粉じんが飛ぶ作業なら、シモンのAT-801のような革の型を選びます
  • 水や油がかかる現場なら、カミキのST-1やアトムのTK-805、丸五の#820を選びます
  • 蒸れを減らしたいなら、アトムのしんげんくんや丸五の#800を選びます
  • 現場に合わせて作り直したいなら、特注を受けるカミキに相談します

値段

公式に値段を出しているのは、丸五の防振万年#800の660円と#820の1,210円(公式通販)⁠で⁠す⁠。ほかの型は販売店に見積もりを取ります。

使うときの注意

カミキは、防振手袋はすぐに効き目が出るものではないので、試験データを確かめるよう案内しています。各社の防振の数字は測り方が違うので、そのまま比べないでください。チェーンソーの刃から守る性能は防振とは別です。

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