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GUIDE / CATHETER

カテーテルとは?尿道用・吸引用・血管用の違いと、サイズ・材質・滅菌方法の選び方

医療施設の購買担当者向けに、カテーテルの用途、Frと実外径、有効長と全長、バルーン容量、材質、滅菌方法、適合するワイヤー、価格の確認点をメーカー公式資料で整理しました。

2026年10月28日更新

この記事の答え

カテーテルは、体内に挿入して液体を排出・注入したり、血管内の処置に使ったりする管状の医療機器です。尿道用・気道吸引用・血管用を分け、用途と品番を決めてから、外径、長さ、材質、滅菌方法、接続する器具の適合を照合します。同じ外径でも、用途が違う品を置き換えることはできません。

カテーテルとは

尿道から膀胱に入れて尿を排出する型、気道などの分泌物を吸引する型、血管内へ造影剤や薬剤を注入する型などがあります。バルーンで留置するフォーリーカテーテルや、細い血管内処置に使うマイクロカテーテルも含みます。

カテーテルのメーカー比較では、医療施設が調達する製品を品番ごとに掲載しています。留置針、シリンジ、処置サービス、交換部品だけ、販売終了品は対象外です。患者への適用と使用方法は、医療従事者が最新の電子添文で確認します。

用途で分ける

  • 尿道用は、膀胱に留置して導尿する型です。クリエートメディックの先端開口タイプと、富士システムズのシリコーンフォーリーカテーテルを掲載しています。
  • 気道吸引用には、JMSの気管カテーテルがあります。JX-A08は羊水や小児術後の分泌物吸引に使い、吸引物をためる筒を備えます。
  • 血管用には、テルモの血管造影用、東郷メディキットの下肢動脈用血栓吸引、朝日インテックやカネカのマイクロカテーテルがあります。造影、コイルのデリバリー、ワイヤー通過の補助を分けます。

Frと実外径、長さを照合する

  • 富士システムズの0210212は、12Fr、外径4.0mm、全長420mmです。テルモのRF-ZC24008は、4Fr、外径1.40mmです。Fr表示とメーカーが示す実外径を両方確認します。
  • 朝日インテックのVELD105-18Sは、有効長105cm、全長112cmです。全長と有効長は別の寸法で、片方しかない資料からもう片方を補いません。
  • 先端と手元で太さが変わる型もあります。VELD105-18Sは、先端外径0.63mm、手元外径0.96mmです。

尿道用はバルーン容量も品番で確認する

  • クリエートメディックの8000017058は、小児用で外径2.7mm、全長340mm、バルーン容量3mLです。先端開口タイプの小児用は、電子添文でガイドワイヤーの使用を指定しています。
  • 同社の8000017062は、成人用で外径5.3mm、全長430mm、バルーン容量10mLです。
  • 富士システムズの0210106は、スタイレット付きの小児用で、外径2.0mm、全長330mm、バルーン容量1.5mLです。成人用と小児用を、外径だけで一括りにしません。

材質と滅菌方法を確認する

  • クリエートメディックの先端開口タイプと富士システムズの掲載品は、シリコーンゴム製です。MIZUKIは、フッ素樹脂の内層とSUSブレードの補強層を使います。
  • 先端開口タイプとJMSのJX-A08は、エチレンオキサイド滅菌です。レオニスムーバは、公式カタログにEOG滅菌と記載されています。
  • 「滅菌済み」⁠だ⁠け⁠で方法を判断しません。富士システムズの掲載品は、取得資料に滅菌方法の記載がないため、方法を発注前に確認します。
  • 再使用・再滅菌の可否は電子添文に従います。グライドキャスⅡとMIZUKIは、再使用・再滅菌を禁じています。

血管用はワイヤーと先端形状も合わせる

  • カネカのMZ14-135BMは、MIZUKIの標準型で有効長135cmです。対応するガイドワイヤーの最大径は0.36mmです。電子添文は、デタッチャブル型塞栓用コイルのデリバリーへの使用を禁じています。
  • アスピレアキャスのTH0002は、外径2.03mm、有効長65cm、MI1形状です。同じ品番のTHS60SBS2にCRANK形状もあるため、製品コードまで伝えます。
  • 耐圧は条件付きの数値です。レオニスムーバのMIV-2S511は先端開放時1,000psi、VELD105-18Sの電子添文は先端閉塞時300psiと記載しています。

価格と発注単位

  • テルモのRF-ZC24008は、希望小売価格2,460円、最小包装単位5本です。税区分の記載はありません。
  • レオニスムーバのMIV-2S511は、税抜参考単価74,500円、1本/ケースです。用途や包装単位が違う品を、総額だけで比べません。
  • 公開価格がない製品は、用途、製品コード、外径、長さ、入数を伝えて見積もります。採用前に、メーカーへ現行仕様と供給状況を照合します。

仕様と取り扱いは、比較ページに掲げるメーカー公式ページ・カタログ・電子添文によります。確認日は2026年10月28日です。

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