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GUIDE / INVERTER-PUMP

インバータポンプとは?業務用のインバータ給水ポンプの種類(陸上ポンプ用・深井戸水中ポンプ用)と、制御方式・揚程・電源・価格の選び方

工場・ビル・農場の給水に使うインバータポンプの2つの方式、推定末端圧一定と圧力一定の違い、圧力タンク式との違い、深井戸で使うときの確かめ方、電源と値段を、メーカーの公式資料をもとにまとめました。

2026年11月5日更新

この記事の答え

インバータポンプは、インバータでポンプの回転数を変えて、使う水の量が変わっても水圧を一定に保つ給水ポンプです。地上の陸上ポンプを回す型と、井戸の中の深井戸水中ポンプを地上のユニットで回す型に分かれます。選ぶときは「水源と深さ」「要る水量と揚程」「電源」の3つを先に決めます。

インバータポンプとは

インバータポンプは、ポンプの回転数をインバータで変えて、水圧を一定に保つ給水ポンプです。インバータ給水ポンプ、インバータ自動給水ユニットとも呼びます。工場・ビル・農場の給水、消雪・散水、空調の補給水に使います。

比較ページには、日本の会社が自社で作る1台運転のインバータポンプを、各社の代表の型の単位で載せています。2台以上で交互に運転する給水ユニットは、ブースターポンプの比較にまわしています。

2つの方式

  • 陸上ポンプを回す型は、地上に置いたポンプをインバータで回し、井戸や受水槽の水を送ります。例は、川本製作所のLFE形と、荏原製作所のHPE型です
  • 深井戸水中ポンプを回す型は、井戸の中に沈めた水中ポンプを、地上の制御盤のインバータで回します。例は、川本製作所のUSFE形と、テラルのMSUV型です
  • 川本製作所は、自動運転ユニットを陸上ポンプ用と水中ポンプ用に分けて出しています

推定末端圧一定と圧力一定の違い

  • 圧力一定は、ポンプの出口の圧力を同じに保ちます。荏原製作所のHPE型は、インバータによる圧力一定制御です
  • 推定末端圧一定は、使う水の量に合わせて配管の損失分を見込み、吐出し圧力を変えて、蛇口の側の圧力を保ちます。川本製作所のLFE形とUSFE形が、この制御です
  • 荏原製作所のHPE型は、日常の給水に使う標準モードと、散水などに使う強モードの設定圧力を選べます

圧力タンク式との違い

  • インバータ式は、圧力タンク式より小さく軽くなります。テラルのMSUV型は、圧力タンク方式と比べて設置面積を約45%小さくし、重量を約40%にしています
  • 川本製作所のUSFE形は、ソフトスタートとソフトストップで始動と停止の圧力変動を抑え、始動電流も定格電流以下に抑えます
  • 荏原製作所のHPE型は、従来品と比べて48%の省エネで、運転音は約12dB(A)低くなっています(250Wどうし)

深い井戸で使うとき

  • 水面が深い井戸には、深井戸水中ポンプを回す型を使います。川本製作所のUSFE32S1.5は、1.5kWで0.08m³/minを全揚程69mまで送ります
  • テラルのMSUV405-2.2は、井戸径4インチ用で、2.2kWで0.25m³/minを全揚程28mまで送ります
  • 浅井戸なら陸上ポンプを回す型で足ります。荏原製作所のHPE型は、最大吸上げ高さが−8mです

組み合わせと使い方の注意

  • 川本製作所のLFE形は、手持ちの陸上ポンプにつないで使います。カスケードポンプとは組み合わせられません
  • LFE形を自吸式ポンプと少水量で使うときは、常時逃しが必要です
  • テラルは、MSUV型を小流量で長く使い続けると起動の回数が増えたり水温が上がったりするおそれがあるとして、別に相談するよう案内しています
  • テラルのMSUV型は、CPUが故障してもインバータ単体で定速運転できます

電源

  • 川本製作所のLFE形とUSFE形、テラルのMSUV型は三相200Vです
  • 荏原製作所のHPE型は、単相100Vと三相200Vの型があります
  • 川本製作所の自動運転ユニットは、インバータで50Hzと60Hzの仕様・寸法を国内でそろえています

値段

  • このページの4製品は、どれも公式に値段を出していません
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